ルービックキューブで無限と無と神と人を思う

またしてもルービックキューブの話である。
3×3のルービックキューブの配列の組み合わせが4,325京2,003兆2,744億8,985万6千通りなる天文学的な数字なのは、かなりびっくりする事実やけど、前日に上司より頂いた4×4のルービックリベンジの配列の組み合わせは740載119正6841潤5649溝186穣9874秭939垓7449京8574兆3360億となってもうエラいことになっているらしい。
数字で書くと3×3のルービックキューブが
43,252,003,274,489,856,000通り、
4×4のルービックリベンジが
7,401,196,841,564,901,869,874,093,974,498,574,336,000,000,000通り、
もう想像の範囲を完全に超越している。というのすら超越している。


これを具体的な数字と比較して表すと、3×3キューブの組み合わせは地球の全昆虫の推定数の43倍、
4×4キューブの組み合わせ数は地球上の水分子の14分の1の数となっているらしい。
そう書くとなんか解らないままに、ちょっとありえなくね?という数字なのは分かる。
ある一定以上の数はもう全部同じに感じられるにしても、なんとなく凄いらしいことだけは伝わってくる。
良く「星の数ほど」という表現をするけど、wikipediaによる観測可能な星の数である、7×10の22乗(10ゼタ:1ゼタ=1テラx1ギガ)を基準とすれば、3×3のルービックキューブの組み合わせ数は観測可能な星の数の1750分の1、4×4のルービックリベンジの組み合わせ数は星の数の100ゼタ倍であるらしく、何れにせよ現実的に無限であるといわざるを得ない。
この組み合わせ数から考えるに、ランダムにキューブを有限回数回して6面そろう確立など、現実的には完全なゼロであるはずやけど、実際はちゃんと揃ってしまう。
現実的に無限である組み合わせから、現実的にゼロである状態を作り出せるわけやから、人間の潜在能力ってのは恐るべきものである。
6面の解法なる人間の共通知にアクセスして我が物とする事で人間個体はそんなところまで到達出来るのだ。
そう考えると、あまりにも微小ではかない人間存在であるけど、事実上の無限から事実状の無をピックアップするほどの、神の領域に匹敵するような力を持ってるんやなぁと。
最近は人間の小ささとかか弱さを見たり意識したりする事が多かったけど、ルービックキューブを触っていると、人間は神の似姿である。ってことがなんとなく分かってきたような気がする。
人間って実は凄いんやなぁと。
ってルービックキューブを触ってそこまで言うとは大層やなぁ。と思った。みんみん

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