メトロイド

やっとの事でメトロイドをクリアした。最後のボスはマザープレインなる巨大コンピューターなのだが、本体が巨大な脳だったのがあまりにもそのままでびっくりした。
いかにSFといえど、「わかりやすさ」の誘惑はとても強いということだろうか。
このゲームが発売された当時、私は中学生で、クワガタを捕るために山を歩きながら友人がこの話をしていたのをよく覚えている。
私はこのゲームをしていなかったので「スクリューアタックがうんたらかんたら」「エネルギータンクがうんたらかんたら」「主人公の正体は…」という話を一方的に聞くだけで、ちょっとした疎外感を感じていたのだが、やっと今になって話の輪に入れるぞ。
「最後はヘルメット脱いでたー」「メトロイドはエチゼンクラゲ」などと。
しかしこのゲームはめちゃくちゃ難しかった。中学時代に私の同級生はこのゲームをちゃんとクリアしていたので、考えればすごい話である。
そして、当時は手を出さなかったゲームに20年以上たった後に挑戦してクリアすることになろうとは…人生の不思議さを妙に感じるメトロイドであった。

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