ここはエリア88…砂漠にかこまれた灼熱の戦場…

もう私の人生から歩み去って消えてしまったのだと思っていた人から、先日ほぼ一年ぶりに電話があり、すこし会って話した。
傭兵先での給料明細が部品やらネジやらの発注だか受注だかの伝票と同じで、
「なんやー!私はネジとおんなじなんかー(`・ω・´)」と言っていて、「やっぱり上手いこと言うなぁ」と感心した。
最近古本屋で見つけ次第『エリア88』を買って読んでいるのだが、外人部隊の戦闘機乗りの傭兵として日々中東の戦場で暮らす彼らに、なんとなくシンパシーを感じるのであった。

おれたちは外人部隊…
紙切れよりも薄い己の命…
燃えつきるのに
わずか数秒…

などと、この漫画の台詞はちょっとポエムっていてかっちょ良い。
しかし、「誰かが私の人生から消えてしまった。」と私が考えることは、誰かが私の前から歩み去ってゆくのではなく、私自身がその誰かを消している。ということに気づいたのであった。

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