「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行く。

京都駅の伊勢丹でやっていた「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」に行って来た。
アール・ヌーヴォーとかミュシャとかクリムトと言っても、表で客引きをしていて入るとデカイ絵を買わされそうになる怪しいやつじゃなくってちゃんとした展覧会である。
なんとなくみんなが似たような様式になってしまう中、やっぱりアルフォンス・ミュシャとクリムトのポスターだけは別格のように素晴らしかった。
映画でよくあるような登場人物の一人をそのまま立て看板にしてポスターにしてしまう手法は、そういえばもうすでにミュシャがやってたやね。
私の好きな”エゴン・シーレ”の書いたポスターが一枚だけあったが、会場を出てすぐのところのポストカードだの画集だのの売り場で、この展覧会と殆ど関係ないシーレの画集をひたすら見ていた。
うーん、やっぱりシーレはええわー。なんというか、文学でも絵でも自分の醜さをとことん見つめようとするヤツが私は好きなのだろうなぁと思う。
そしてまた以前に「ミヒャエル・ゾーヴァ展」の時と同じ店に行って、遠近感が狂ったような気がするほどの巨大ケーキを食べたのであった。
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