勇者の餃子バーガー

先々週にステーキとソーセージサンドを、先週は松茸と秋刀魚を食べた。
とういことで、とりあえず今週もなんか焼かんとあかんやろうということで、お手軽に何かを焼いてパンに挟んで食べることにした。
今まではカルビやソーセージを焼いて挟んでいたけど、こういった類の具材は文句なしに美味しい。
非の打ち所の無い美味しさである。
しかし、ただ美味しいというだけでいいのか?
わざわざ外に出て作った料理が美味しいというだけで満足していいのだろうか?
当たり前に美味しいだろうと予想されるものを作って、当たり前のように美味しいだけでは、遊びとしては物足りない。
更に「美味しい」とは別の付加価値を求めたくなる。
今までのカルビやソーセージではない、なんか変わったものを挟みたい。
単体で食べて美味しいものを焼いたり調理した後、あえてパンで挟む。
食べるまで味が予想できないけど、もしかしたら美味しいかもしれない。あるいは美味しくないかもしれない。
そんなスリリングなサスペンスが生み出す「何ちゃらバーガー」は、ただ美味しいだけの「カルビバーガー」や「ソーセージサンド」とは全く別の次元の食べ物になるだろう。
ということで、とりあえずスーパーでPASCOの超熟イングリッシュマフィンなるものを買い求めた。
これはカルビとソーセージを挟んで文句なしに美味しかったパンである。
そして中に挟むものは何にするか?ここが一番の問題である。
納豆バーガー?いや、それは余りにもネタに走りすぎているし、既に完成されて加工しようの無い納豆では面白みが無い。
赤飯バーガー?わざわざ赤飯を炊いて、それをパンに挟むという発想は良いが、流石にそれは面倒くさすぎる…
では餃子バーガー?餃子!これはいけるのではないだろうか?
餃子は単体でオカズであるし、焼くという加工もできるし、何より私の好物である。そして、焼いた餃子をパンに挟んで食べた時の味が全く想像できない!
これはいけるぞ!餃子バーガー!


ということで、マフィンを直火かフライパンで焼く。
表面に焦げ目がついてほんのりパリパリ、中がもっちり状態がベストである。
そして二つに割った内側にオリーブオイルを多めにたらす。
その割ったパンの間にレタスや玉ねぎを敷き詰めて、いよいよメインの具の投入である。
ここはじっくり焼いたソーセージを隙間無く並べて、塩コショウを振りかける。そしてパンで挟んで出来上がり。
これは美味しい。非の打ち所が無い美味しさ。ソーセージバーガー素晴らしい!
って、やっぱり結局餃子バーガーを作る勇気が無かった。
願わくは餃子バーガーを作る勇気を!

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