「プレデターズ」(2010年) / B級プレデター映画 / プレデター VS 三船敏郎 or 三島由紀夫?

amazon ASIN-B004184LW0ずっと見たかったのに、いつの間にか映画館で見損なっていた「プレデターズ」をやっとこさDVDを借りてきて見た。
軍の特殊部隊や傭兵、マフィアや反政府組織、ジャパニーズヤクザや服役中の凶悪犯などの、人類の中で人を殺す事にかけて選りすぐられたらしき八人がプレデターの星に拉致されて、趣味で彼らを狩るプレデター達と戦わせられてしまう。というストーリーである。
プレデターが出るって言うだけでワクワクテカテカしながら見たのだが、いかんせんプレデターが弱すぎた。
光学迷彩とプラズマキャノンだけのテクノロジーに頼りきった戦闘はダメダメである。プレデターの美学が微塵も感じられん。
最初から最後までB級映画の雰囲気満開であるが、B級映画好きと、プレデター好きにとってはまぁ面白いのではなかろうか。
プレデター同士の種族の違いとか、対立みたいなのもあったしね。
最後の方に日本刀を持ったジャパニーズヤクザとプレデターが一騎打ちするシーンがあるのだが、どうせならもうちょっとちゃんと作って欲しかった。
余りの殺陣のダメダメさと、ジャパニーズヤクザの斬り込む時の「ほぇー!ひゃーぁ!」って掛け声は真剣を振るっているというよりは、百人一首のように読まれた上の句に反応して下の句のかるたを取っているようであった。
しかし、刀でプレデターと一騎打ちする。という発想は如何にも日本かぶれの外国人が考えそうでとても素晴らしい。
「プレデター VS 用心棒」とか三船敏郎が刀でプレデターと戦う様を想像するだけでゾクゾクしてくるではないか。
「プレデター VS 七人の侍」とか「プレデター VS 座頭市」とかも考え出すとワクワクがとまらない。
なんか書いてて「プレデター VS 三島由紀夫」ってフレーズをふと思いついたけど…一体何の勝負するんやろう…?!
ヘルメットを脱ぎ捨ててガチ勝負に挑むプレデターと軍服姿の三島由紀夫が抱き合ってる姿が何故か頭に浮かんできて…
アーッ!止め止め!!想像止めーーっ!妄想ストーーップ!!

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