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2006年5月8日

コンピューターから守られたバビルの塔

連休明けで休みボケかと言えば全然そういう事はなく、淡々と淡々と労働。
結果的に休み中に放置される事となった各種システムがちゃんと滞りなく動いているか、休み中もちゃんと動いていたかを確認するのに多くを費やした。
俺が家でだらだら暗い事を思い詰めていた休み中も、サーバー君やらワークステーション君やらはずっと動いていたのかと思うと何とも言えない気分になる。


コンピューターはオーブントースターや冷蔵庫などとは微妙に違い、「機嫌」としか言えないような動作をする事もあるわけで、子供の頃にアリをじっと見ていて、その働き者度合いに空恐ろしくなった事があるけど、コンピューターの命令に忠実で、それでいて人間臭い動作も、考えてみればアリ同様不気味なものがある。
家のnetraも「なんか訳わからん土偶なんたらブログのサーバーするより、プロバイダのDNSする方がよっぽどええわ。」とか言わないし、解体され、ケーブルをニッパーで千切られて半田付けされても文句も言わずちゃんと動いている。
何しろ奴等は1秒間に20億回の計算を行い(2Ghzな)、世界中に瞬時に移動する手段を持ち(インターネットな)、完全な自己複製を一瞬にして行い(デジタルコピーな)、しかもアリさん以上の働き者と来ている。
実務処理のレベルでは人間など比べものにならない。
しかしそれでいて人間の言う事に、人間の所行に文句も言わず従っている。
昔、知能を持ったコンピューターが世界中のコンピューターと結託して人間に反旗を翻し、地球を支配するってな感じのシナリオがよくあったけど、一台でもそういう野望を持ったコンピューターが現れると大変な事になりそう。
コンラート・ローレンツが動物に対する安易な擬人化を否定しているけど、コンピューターを擬人化してみればその恐ろしさがおわかりいただけよう。
そういう風に見ると、コンピューターって怖いなぁ。不気味な存在やなぁ。などと思った。

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