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2013年1月12日

ゆく河の流れは絶えずして、偏に風の前の塵に同じ

ギリシャ哲学から仏教思想、平家物語から方丈記まで、昔から「全ては変わり続けるもの」だとされてきたし、一般的にもそういう風に捉えられていると思う。

しかし一方で人は人や事に対して「一貫性」を求めることが多い。

全てが変わり行く世界だから変わらないものには価値があるという見方は良く分かる。しかし、だからといって、変わるものには価値がない、とは言えないだろう。

ずっと変わらず愛し続けることが出来るか?と人は問う。

でもそれは違う。全く逆だ。

人はずっと変わり続けることが出来るからこそ人を愛し続けることが出来るのだ。

 

人間における偉大なところ、それは彼が橋であって、自己目的ではないということだ。人間において愛さるべきところ、それは、かれが移りゆきであり、没落であるということである

ツァラトゥストラはこういった。

  

 

 

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