アンチエイジングと伊勢神宮と孫正義の額

先日「アンチエイジング」に関係あるような無いような話を書いたけど、最近、私は若い頃の自分のバカさと愚かさ加減で苦しんだせいか、年を取ることは悪いことじゃないなと思うようになって来た。

たとえ輝かしい若かりし自分に戻れたとしても、もれなくその当時のバカさと頭の悪さもついてくるなら今のほうがよっぽど良い。

しかし一方で伊勢神宮の神宮式年遷宮は「常若」なる考え方がバックボーンとなっているわけで、そこにはとてつもなく歴史があると同時に常に若くあるという対立するものの見事な同居がある。

「前言ってた事と違うやん」と言われることがよくある。

しかしそれは、「一貫性が無い」というだけではなく「常に変わり続けている」ともいえる。そしてそれは「常若」への試みでもある。

孫正義氏の言うように、自分が前進すると後においてゆかれるのは額だけなく、自分自身の考え方もまたそうなのだ。

amazon ASIN-4800204631 amazon ASIN-4408550191

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP