movabletypeでmod_perlは本当に早いか?

このブログをapache上のmod_perlで動かそうと、1.3系apacheとPHPのDSOモジュール、そしてmod_perlモジュールをコンパイルする。
ネット上に溢れる情報どおりに設定してmod_perlは動いた。しかし早いのはperlのCGIを使う管理画面だけで、やたらとメモリを食ってhtmlやphpの応答が遅くなったような気がする。しかも再構築中にブラウザへの返答が無くなる現象が見られるようになった。
perlの初期実行時のオーバヘッドは緩和されたものの、HTTP-KeepAliveが使えなくなったお陰でブラウザによる静的コンテンツの連続読み出しが遅くなり、結果として多数のファイルから成り立っている我がブログの閲覧は遅くなった。
しかも殆どのmod_perlのセッションが、スパムのためにCGIを叩く接続に対する拒否なり廃棄なりの応答や処理に使われているわけで、殆どmod_perlの意味ねーやん。
投稿者が使用する管理画面だけが早く、閲覧者が見る通常の静的コンテンツは遅くなる状態と言うのはいかがなものか。
そういうわけで、我がブログにはmod_perlは必要ないと言う結論に至った。
しかしながら、そのまま元の環境に戻すのもなんなので、mod_perlを使わずに1.3系apacheだけの通常のCGIとして運用するようにした。それでも、2.2系のapacheに比べてメモリ消費量が抑えられている。結果としては、最新版の1.3系apacheへの移行だけ言う事になろうか。
まぁ、久しぶりのソラリス遊びはとても楽しかった。
みんなsolarisではgccつかわずに/opt/SUNWspro/bin/cc使おうぜ。

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