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2008年1月7日

「カルトの帝王」と「教会博士」の落差

デイヴィッド・リンチの「ロスト・ハイウェイ」を観た。ネットしながらチラ見だったこともあり、さっぱりストーリーの繋がりが分からなかった。「はぁ?」と思った瞬間にちょっと戻って見直したりしたけどやっぱり分からなかった。でもどうやらそういう映画らしい。
寝る前にアウグスティヌスの『告白』を少し読んだ。『世界の名著』で読んでいるので山田晶の読み応えのある解説を読み終わり、この日から『告白』本文に入る。
殆どが祈りのような文の中に自身の告白が混入したような文体に最初は少々面食らう。キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥスとまるでミサのようだ。西洋思想にとてつもない影響を与えた史上最大クラスの思想家であり、最高クラスのラテン教父がこれほどまでに敬虔で謙遜である事にかなりびっくりと同時に感動した。
デイヴィッド・リンチの「ロスト・ハイウェイ」とアウグスティヌスの『告白』の落差にびっくりした、2008年初仕事の日であった。

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