二月終わり

二月最後の日であったが結局予定していたコードの正規化の仕事は完了しなかった。三月に入れば全く別の仕事が待っているのでこの件はしばらく保留という形になる。悔しいし徒労感もあるけど、いたしかたない。
今になって思えば私が一人の友を失ったと言うのは私の傲慢が原因であるからだろう。巻き添えを食ったと言えなくも無いけど、全ての橋が焼かれたのではなく、特定の、私が渡る事の出来ない橋はまだ残ってるのだ。
結局の所、彼にとって私の存在はその程度のものであったと言う事に尽きるのであろう。
友と言ったところで、今となれば私が一方的にそう思っていただけなのかもしれない。悲しくはあるけれど。
「つくべき縁あればともない はなるべき縁あればはなるる」とあえて親鸞さんの言葉を引用して言っておこう。彼が彼で楽しくやっているならば、この後に及んで私に出来る事など何も無い。
という事で、解決という形になら無かったのは残念ではあるけど私の中でこの問題はクローズさせる。
他に悩むべき事などいくらでもある。もう気にする事は止めておこう。
たとえ何かが失われたとしても、これで何かが得られていればそれで良いとしておこう。
他人が自分に対して向ける愛に基づく行為は出来るだけ肯定したいとは思う。
しかし、「愛」なる動機にに基づく行為であれば、何であれ受け入れられて肯定されるべきであると、他人に対して要求するのは傲慢である。
と言うところだろうか。

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