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2006年08月19日




●初チヌ突き

本日も大所帯で海に。

お腹の調子が悪いせいで、みんながQをしている中、焼き肉の煙を浴びながら一人でご飯と梅干しと焼き海苔を食べ、余ったご飯をお茶漬けにして、うどんを茹でて食す。
なんとも海らしくない食事…

chinu20060819.jpg 台風の影響で波が高く、浜付近は透明度2m程の濁り。
それでも、低い透明度と、一般的な海水浴場で狩り場がほとんど無いという二重の悪環境の中でも、千載一遇のワンチャンスを逃さずにものにしてなかなかの獲物を狩れた。

クロダイ45cm。実はチヌを突いたのは初めてだったりする。

透明度2m程の悪コンディションの中、水面下直ぐは波で大荒れなので、水深3.5メートルほどの浅場の水底を根に沿って空潜りを繰り返し、進みながら沖を目指す。

今日はダメやなー。場所が場所やし、濁りも酷いし。
などと思っているところに、前方に動く黒い影がゆっくりと根の方に視界から消える。
ゴムをゆっくり引いて水底を慎重に進み影を追うと、根の底の水底で波に漂いながら、動きながら何かを食べているらしきクロダイ風の輪郭確認。
この濁りのせいでこちらからは輪郭しか見えず、向こうはこちらには気づいていないよう。
濁っているので正確な魚種は確認できないけどクロダイっぽい。
お互い波に揺られ、向こうは動いているので、波が来るたびにチラチラ見える距離。
気づかれたら終わり。二度目のチャンスはないと言う事で、魚が見えた瞬間、ギリギリ射程距離内やったけど、心眼で鰓蓋あたりらしきところにフルパワーの一撃。
気持ちのいい音を立ててヤスが突き刺さったのは胴体のど真ん中。恐ろしい勢いでクロダイが暴れる。
狙いは兎も角とりあえずヤスは刺さったので、とにかく慌てて水底に押さえつけ、エラと口をがっちりつかんで浮上。
腰から抜いたナイフを鰓蓋から入れて、大動脈と脊椎を切断して勝負あり。

索敵と接近は前回の反省点が生きた感じやけど、まぁチヌに出会ったのもヤスが刺さったのも実際殆ど運やね。

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