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2010年09月11日




●早朝ガサガサ / ミナミヌマエビ捕獲 / 水あわせ /ここにタッチ!

家でメダカを飼っていることは何度も書いているが、メダカとカワニナだけではちょっと寂しい。出来ればエビも入れたいのだが、スジエビはメダカを襲うし、ヤマトヌマエビはでかくなり過ぎる。
出来れば淡水で繁殖も出来るミナミヌマエビがベストである。

ということで、久しぶりに早朝に近所の川に網を持ってエビを採りに行ってきた。いわゆるその世界で「ガサガサ」と呼ばれる川遊びである。
20100912kawa.jpg(クリックで拡大)

採れたものを一時的に入れて選別する飼育ケースと、持ち帰るための保温性のある水筒、それから頑丈ないけす用の網が土偶のガサガサ道具である。
gasagasadougu.jpg(クリックで拡大)

早速前日仕事帰りに川原を自転車で走って目星をつけていたよさげな場所でガサガサ開始。
ガサガサする度にエビだの魚だのヤゴだのと大量に採れる。
これは楽しい。
楽しすぎてはしゃいで川原を犬の散歩だのジョギングだのしている人に白い目を向けられる事の無いようにクールに網を振るう。
網を岸の草や藻の際にさくっと射し込み、足でガサガサもぞもぞして網に追い込む。

とりあえず欲しいのはエビだけなので、ハゼだの何かの稚魚だの水生昆虫だのは採れた時点で放流し採れたエビは激選に激選を重ねた。
恐らく全てミナミヌマエビだと思われる極小サイズから抱卵したもものまで8匹を家につれて帰った。
20100912minami.jpg(クリックで拡大)

しかしつれて帰ってもそのまま水槽にどぼんと放り込むと、突然の環境変化のショックでほぼ間違いなく死に至る。
特にエビは水の変化の弱いので四時間かけていわゆる「水あわせ」をして水槽の水に慣らした後に水槽に入れた。

私の行った水あわせは、
大きなバケツの中に入れた小さい飼育ケースに四分の一ほど川の水を入れ、そこにエビとエビが捕まるための水草を入れる。
水槽からチューブを伸ばし水を吸ってサイホンのようにして水が落ちるようにする。
洗濯バサミでチューブを挟んで水がポトポト落ちるぐらいに調整してエビの入った飼育ケースに蓋をしてその隙間から落とす。
飼育ケースの水が満タンになったら、4分の3ほどの水を捨ててまた点滴を続ける。
満タンになって3/4の水を捨てるのを繰り返すと、1/4→1/16→1/64→1/256 と水を捨てるごとに項比1/4の等比数列で元の水の濃度が変わるので、
だいたい四回ほど続けて適当な頃合で飼育ケースを水槽に浮かべて今度は飼育ケースの水温と水槽の水温を合わせる。
数十分から一時間ほどたったらそのまま飼育ケースを倒して中に入れる。
というものである。

とりあえずこれで全員死なさずに水槽に入れることが出来た。
しかし、昼間は水温が30度にもなるのでメダカには大丈夫でもミナミさんたちにはかなり辛いはず。
それでも水槽にも慣れて朝も昼も夜も気が向いたらツマツマと水草やら流木やら底の砂利をついばんでいる姿は可愛らしすぎる。
20100912minami2.jpg(クリックで拡大)
軽やかで手数の早い手の動きはまるで北斗百裂拳のよう。
しかし、むしろミナミだけに「タッチ!タッチ!ここにタッチ!あたたたーっ!!タッチ!」という感じですかな。

メダカのカっちゃんとカワニナのかっちゃんもいるしね。
次はタニシのタッちゃんでも捕獲してくるかな。
って水槽のコンセプトがおかしいぞ!

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コメント

ミナミヌマエビかいいな‥‥
ガサガサか、いいな‥‥

こういう記事はあちらに横流しすべきだと
きっぱりわたしは思う。
「生き物」カテゴリ作ろうか?

むふふ、ミナミヌマエビです…
むふふ、ガサガサです…
今度は是非ご一緒に!

そうでした。あちらの方にも横流ししておきます。
「生き物」ネタも多いのでカテゴリがあっても良いかも知れませんねぇ。

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