皇大神宮のキノコ/あまりにも原始的な葛藤に引き裂かれる

この日は伊勢神宮の内宮に行ったのだが、最近はどこでもついついキノコを探してしまう。

ということで、荒祭宮付近で見つけた美味しい(と思われる)キノコ。

虫食いはあるけどやたらと立派だったイグチ先生。

ムラサキヤマドリタケか?限りなくポルチーニに近いアレですな。

そしてこれ、最初はキタマゴタケかと思ったけど、恐らく色の薄いチャタマゴタケではないかと思う。

幼菌

立派に開いている。

このタマゴタケ状のキノコは卵状のツボに入ったままのものや、開きかけから開ききったものまで沢山あった。

どちらも美味しいキノコで有名だけど、よもやこの場所のキノコを持って帰って食べようと言う人はいないだろうということで公開する。

 

最近、京都でも色々なところでこのチャタマゴタケを目にする。

卵状態

生まれたての幼菌

このキノコたちは京都のメインストリートに接する神社の奥の公園で見つけたものだけど、どう考えてもチャタマゴタケにしか見えない。

赤いタマゴタケが大変美味とだ言うことで、一度色違いのチャタマゴタケを食べてみたいのだが、猛毒キノコだらけのテングタケ属の仲間を食べてみるのは恐ろしすぎて手が出せない。

もう21世紀にもなるのに、「美味しいらしいけど間違えて食べると死ぬ」などというあまりに原始的な葛藤に引き裂かれて苦悩する私は本当に現代人なのか?

私はとうとうこの葛藤に押しつぶされそうになるとアカタマゴタケ、チャタマゴタケ、キタマゴタケ…と勝手に創作した「タマゴタケ早口言葉」を口ずさむようになってしまった。

アカタマゴタケ、チャタマゴタケ、キタマゴタケ…って、うん、いやもうすでに頭のどこかが菌糸に侵されてるかもしれんね…

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