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2010年9月15日

リビドー水族館

20100914fishs.jpg鳥羽水族館に行った。
恐らく小学校のころに一度行った事があるはずなのだが、なんとなくぼんやりとしか覚えていないので、全く始めて行ったようなものである。
魚好きにとって、やはり水族館は堪らない施設である。
巨大水槽の前で脳汁をほとばしらせながら眼前を泳ぎ去る魚の群れを見ながら立ち尽くしてしまう。
もういくらでも魚たちが泳ぐのを眺めていられそうだ。
しかし、目の前を通り過ぎる巨大魚を見ていると、ついついこのタイミングでこの角度からこのあたりにグサッと…と銛を打ち込む事を妄想してしまう。
群れになって泳ぐヒレナガカンパチ、間近で見るメータークラスのクエ、イセエビにコブシメ、と見ているだけで涎が垂れてきそうである。
20100914kobusime.jpg20100914kurosoi.jpg
そして、一旦魚を食べ物としてみてしまえば見る魚やら全てが食べ物にしか見えてこない。


世界一の巨大淡水魚であるピラルクだろうが、高値で取引されるアロワナだろうが現地では食べ物だったわけで、ついついどんな味がするのだろうと想像してしまうし、
ごそごそと砂の上を這っている日本では天然記念物やら絶滅危惧種に指定されている、タイや中国では食べ物であるカブトガニも裏返して炭火で焼けばどんな味がするのだろう?オウムガイ作るたこ焼は贅沢な食べ物や。などと想像してしまう。
もう、食い意地モード満開になっていればペンギンさえも食べ物に見えてくる。
鴨ロースがあるくらいやしペンギンロースってどんな味するのやろ?とくらいは当たり前のように考えるし、どう見ても食べ物には見えない可愛さの、丸っこくなって泳ぐアザラシでさえ、衣が一杯ついたエビフライに見えてきて自分で感心する。
そして、ひときわ人だかりの多い薄暗い中で健気に羽ばたいて泳ぐ人気者のクリオネの水槽の前でもこれはどうやって食べるのが一番美味しいのかと考えていた。
蛍烏賊のように酢味噌で食べるか、シンプルに生姜醤油かわさび醤油の方が良いだろうか?
しかし、やっぱり生きたまま箸でつまんでポン酢にくぐらせて食べるのが一番じゃないだろうか?
クリオネを見つめる人たちは殆ど例外なく微笑んだり笑ったしている。そして私も同じクリオネを見ながらニヤニヤしている。
しかし私以外の人が「カワイ~ヒラヒラしてる~」と純粋にその可愛さに微笑んでいるのに引き換え、私は「美味しそう~どうやって食べるのが良いかな~♪」と思っている。
同じ笑みでも考えている事が全く違うのだ。
私がニヤニヤしながら直接的な欲望の目で持ってクリオネを見ているのは、可愛い子供を見る子供好きの人の目ではなく、ニヤニヤしながら幼女を見ているロリコンのオッサンと方向性が同じであることに気付いてちょっと凹んだ。
私が「魚が好き!」というのは、大きいお友達が「ょぅι"ょが好き!」というのとなんら変わらないのではないだろうか…

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