激濁りのシロギス

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朝から突然海に行くことになった。
NHKラジオで「夏休み 子ども科学電話相談」を聞きながら車を走らせる。
ちびっ子のナイスな質問と「先生方」が質問に答える様に爆笑するも、海が近づくにつれ暗雲が立ちこめ、そのうちに大粒の雨が降り出す。
海に到着してとりあえず潜るも、最近降り続いた雨のせいか透明度が1メートル少しの激濁り。


濁っているのは表層だけかと思ったけど、深度5メートルを超えても、10メートル付近の海底でも濁りの層を抜けられず、これはこのあたりの海域全体が上から下まで濁っていると判断。
構えたヤス先さえ見えないので魚突きにならず、潜行中に不意に眼前に現れる水底と岩は危険である。
ヤスを短くして二本目に挑む。
濁りの中、なにやら前方を横切った黒い影に向かって銛を撃ち込むと、刺さっていたのは30センチ近い巨大キュウセン
難易度最低レベルの「固定ターゲット」クラスの魚を突いてしまって軽く凹む。スカリに通して続行するも、メバルにヤスを交わされて岩を誤射し、今日の突きを諦める事に決定。
結局スカリに通っているのはキュウセン一匹。一番の突果は、水深3メートルほどで出会い頭で驚いて逃げるところにあわてて打ち込んで一枚だけはぎ取ったクロダイのウロコ。
ちゃんと刺さっていれば50cmクラスだった。唯一のチャンスをモノに出来なかったのが悔やまれる。
突きを諦めて砂浜で釣り。
一日雨が降っていたので泳ぎ客も釣り人もおらず、シロギスが浜によって来ていたせいか良く釣れた。
子どもの頃は、海水浴をしながらシロギス釣りってのが夏のイメージやった。
必死に魚を求めて潜ってゆくのも良いけど、こういう風にまったりと魚を待つのも良いなと思った。
まぁ、釣れる度に開き状に捌くために、余りまったりとは言えなかったけど。
魚が突けなかったおかげで、久々にまったりとした時間を過ごした一日だった。
1枚目の画像は、3本の枝針に仲良く3匹で釣られたシロギス。
2枚目の画像は、開き状の途中経過。
結局30匹くらい釣れたところで、餌のアオイソメをアカテガニに振る舞って帰ってきた。

2件のコメント

  • うぃ、初モグリでした。
    タイヤは何とか大丈夫でしたが、さすがに花折峠の「実は一周回ってるんちゃうん?4連続カーブ」ではタイヤ鳴りっぱなしで楽しかったです。

  • 初モグリですね~
    って、道中タイヤは大丈夫でしたか?!

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