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2012年6月3日

ウィーンその1 関空からウィーンへ

ベートーヴェンの墓参りとエゴン・シーレとクリムトを見るための美術館めぐり、そして本場の伝統的カフェでダラダラ&楽友協会でコンサートをメイン企画としてウィーンに行って来た。
往復の手段と現地での宿は、航空券とホテルのバウチャーだけがセットになったフリーツアーを旅行会社で買った。
当たり前だが自前で航空券とホテルを確保するよりも圧倒的に安い。
今までは登山用リュックを背負ってゆくバックパック的な旅行しかしたことが無かったが、今回は生まれて初めてスーツケースをガラガラ引くタイプの旅行だ。
なんせ今回はヨーロッパ。今までのようにアジアに行ってその辺に座ってグァバ齧ったり、薄暗い屋台でチャーハン食べたりするわけじゃない。
優雅に老舗カフェでモカとトルテを頂いて、楽友協会でコンサートを聴き、美術館と宮殿を巡るんですもの。おほほほー
この旅行のの話をした時にに土偶さんはタイとかインドとかは似合うけど、ヨーロッパ旅行ってキャラじゃない。と友人に言われたが確かに自分でもそう思う。
安いツアーであるけど、私の中ではヨーロッパに行くというだけで金持ち旅行なのである。
ってことで、京都から関空まで「はるか」に乗った。
いままで「誰が乗るねん?」と思っていた「はるか」に自分が乗る事にになろうとは…
そしてこんなキャラの私がヨーロッパに旅行することになろうとは…
使った航空会社は行きも帰りもKLMオランダ航空。
KLMの機体のカラーリングは上から見れば青い海に見え、下から見れば白い空に見える「サバ」とか「ハマチ」みたいな回遊魚のようですな。
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日本からオーストリアへは途中アムステルダムで乗り換え、関空→アムステルダム→ウィーンという経路でウィーンに行くわけであるが、関空アムステルダム間はおおよそ12時間、そしてアムステルダムからウィーンへは2時間ほどのフライトとなる。
関空→アムステルダムの機体はboeing 777-200ER、後ろについているERは長距離航行仕様という意味らしい。
座ったのはちょうど主翼の上くらいの真ん中の三列の席。
事前にネット上で座席の変更をしたので、隣に誰もおらず、三人がけの席を二人で使えてなかなか快適だった。
機内食は二回、大量に持っていた本は一冊のうちの半分読んだのみ。飛行機の中で「ドラゴンタトゥーの女」を見た。
飛行機に12時間と聞くとげんなりしたけど、ワインとトマトジュースと水を飲みまくりながら、映画見て本読んでご飯二回食べて喋ったりうとうとしていたら12時間などあっという間だった。
一回目の機内食、
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シーフードフライな日本食とチキンのパスタからチョイス
二回目の機内食は焼きそば。
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アムステルダムに到着後、乗換えまでの2時間をスキーポール空港内で過ごす。
空港内には美術館とカジノまであるのだ。
オランダということで空港内のショップにはミッフィーちゃんと木靴とチューリップがあふれていた。
直行便じゃない飛行機の旅は経由地でも楽しめますわな。
関係ないがスキポール空港内を歩いているオランダの警察二人組がMP5を装備していて無駄に感動した。
しかもただ携帯しているだけじゃなく、右手のひじを張って人差し指を伸ばした状態でグリップを握り、左手をハンドガードに添えてマズルを下に向け、銃を逆に立てた状態で胸の前で保持したまま歩いている。もう直ぐに構えて撃てる体制だ。こらもうガンマニアとしてはたまりまへん。
ちなみにアムステルダムから飛行機に乗る際のセキュリティチェックは関空とシュヴェヒャートに比べてはるかに厳しかった。機内持ち込みの手荷物も詳しく調べられるし、金属探知のゲートだけじゃなくって、カプセル内で両手を挙げて全身をぐるりと180度からX線スキャンされ、さらにカプセル外でにこりともしない係員によるボディチェックまであった。
EU内のシェンゲン協定国内はビザなしで国境を越えることが可能という事になっているので、入国審査はウィーンではなくアムステルダムで。
パスポートのハンコもアムステルダム、スキーポールとなってます。
アムステルダム→ウィーンは国内線的な100人乗りのちっこい機体のEMBRAER 190、搭乗はジャンボ機のように、ターミナルビルのゲートからボーディング・ブリッジで乗り込むのではなく、バスで飛行機のすぐそばまで行ってからタラップで乗り込んだ。
これは機体が直ぐそばから見れていい感じだ。
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シュヴェヒャート空港到着後は近くの観光案内所で72時間電車バス乗り放題+美術館や観光施設の割引特典のついた「Wien card」を買い、途中のスーパーマーケットを物色してちょっとした食べ物を買った後にウィーン中心地まで「はるか」的なCATなる直通電車で移動した後、そこから地下鉄を2路線乗り継いでホテルまで向かった。
ウィーン中心地の交通網は行き先で値段が決まるのではなく、地下鉄や路面電車バスにかかかわらず期間ごとの均一料金になっている、24時間、48時間、72時間、一週間、一ヶ月と乗り放題でそれぞれ何ユーロ、また折り返さずにどこまで行ってもいい切符もあるという料金システムになっている。
買った切符は使い始めに無人の自動検札機に差し込んでタイムスタンプを押すわけであるが、ただそれだけでそれをチェックする人も機械もどこにも存在せず、入り口も出口のどこにも改札が無い。
ほんの時たま検札があるらしいが、旅行中は一度も検札に会わなかった。
完全に利用者の善意を前提としたシステムになっている。
地下鉄のホームのエレベーターに乗って、扉が開くといきなり路上になっているのは日本の交通システムに慣れているとちょっとした衝撃だ。
ということで、地下鉄には料金を払わずに乗っている人が相当数いるであろうことは簡単に予想できる。
そもそも自動検札機に切符を差し込んでる人や切符を券売機で買っている人自体を殆ど見なかったのだ。
ウィーンは治安がいいと聞いていたのだが、昼には観光客が多い地下鉄構内と車内が夜になるととても殺伐とするのはこの実質的なフリー乗車システムも一役買っているだろう。有料なら地下鉄になんか乗らないと思われる人が幾らでもいる。
日本ではホームレス的なおっちゃんおばちゃんは電車なんかに乗らない。でもウィーンにはたくさんいる。なぜなら電車が実質的にタダだから。
日本ではガラの悪い若者は夜になるとコンビニの前とか深夜営業のファミレスとかに集うが、ウィーンでは店が18時には閉まってしまうので、夜でも明るい地下鉄車内や構内でたむろしているんじゃないだろうか。
自転車を押して電車に乗っている人やら、巨大なピザを席に座って食べているひとやら、酒瓶握り締めて騒いでる人やらもう何でもありな雰囲気。
ホームレスのおっちゃんおばちゃんは害が無いのでどうということは無いけど、初めての都市で判らない言葉をしゃべるガラの悪い若者の視界内をスーツケースをガラガラして地下鉄に乗るのはちょっと緊張させられた。
しかし次の日からは彼らはただガラが悪いだけで遠巻きにしている分には害が無いということを理解したので特に気にならなくなった。スズメバチやらマムシみたいなものですな。
まぁそのあたりは日本と一緒である。
ウィーンと日本の今の時差は7時間。ウィーンは日本より7時間遅いうえに夜の10時近くになるまで日が沈まない。
朝早く日本を出発して夕方にウィーンに到着しても、その時点で起きてからほぼ24時間近く経過していることになる。
当初はどこかでご飯でも食べる予定だったが、余りにも眠たく疲れていたので、ホテルにチェックイン後は、ゆっくり風呂に入って存分に湯船に浸かってから途中のスーパーで買ったバケットとチーズを持ってきたアーミナイフで切り、ワインを飲みながら食べただけで、一度も外に出ることも無く寝た。
しかし、ワインもチーズもパンも圧倒的に安くて美味しくてびっくりした。
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ウィーンは物価が高いと聞いていたが、スーパーで買う食べ物はとても安くて美味しい事を知った。
寝たのは現地時間で夜中の0時くらい、でも日本ではもう朝の7時なのですな…そりゃ眠たいし疲れるわ…
ってことで、特に笑えるエピソードもオチもないま一日目終わり…

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