ウィーンその5 /マリアヒルファー通り/モーツァルト饅頭

すっかり放置していたウィーン旅行エントリその5を更新。もうすっかり忘れているような気がするが、そこはもう「うろ覚え旅行記」ということで。

カールス教会→美術史美術館→レオポルド美術館と来て、次はウィーンの若者のお買い物街「マリアヒルファー通り」へやってきた。

リンク外を西にずーっと走っている。地下鉄に乗ってなんかそれらしい駅で降りた。(うろ覚え)

全体的にこの通りは古い造りの建物が時々混ざるポップな感じの町並み。うん。ヨーロッパ的な感じだー

これはウィーンのイノブン的な存在の雑貨屋。

この花の咲いたフェイク芝生がムダに欲しかった。

1.99ユーロだったと記憶している。「安いから」という理由だけで買いそうになったのだが思いとどまった。ウィーンに来て私も成長したものだ。

しかし、最近300円ショップでこれと良く似たものが売り出されているのを発見したのだが、日本で見ると「こんなん何に使うねんww」と思えるのが不思議だ。

このぬいぐるみは顔部分だけで「我輩が仕留めた獲物」的に壁に掛ける造りになっている。

鹿、イノシシ、象などどれも立派な角や牙がついていた。これもムダに欲しかった。一万円くらいと高かったので簡単に諦めることが出来た。

そして店頭にディスプレイされていたベニテングダケ風の椅子。

いやこれは白いズボンで座るとお尻赤くなりそうやしやめとこう…それに私がこれに座っているところを想像するともう…ね…

ここは家具から食器からちょっとハイソな生活用品がいっぱいのお店。高級感3割り増しのニトリというところか。って怒られるで…

中はムダに広いうえにガラガラ。トイレも空いてて綺麗やし椅子もあるし、冷やかしが捗るわー

ここで一瞬シャンデリアが欲しくなったけどすぐに思いとどまった、自分の部屋にシャンデリアがぶら下がっているところを想像すると愕然としますな。いやー危なかった。

これはちょっとおしゃれな感じのチェーン店のドラッグストア。

この店はウィーンのそこらじゅうにあった。京都で言うとスギ薬局くらいある。何でもムリヤリ日本にあるお店とかサービスにたとえるとわかりやすいww

ちなみにこのスーパーは京都で言うとフレスコくらいの感じ。

これはマリアヒルファー通りにある店の写真じゃないけど、価格帯とか立地とかがそんな感じだぞ。

そして、路上に停めてあった不思議なフレームの自転車。

後ろブレーキが不思議な位置にある。

そして、このマリアヒルファー通りに来た主目的はココ、庶民的なチョコやさん「Schokothek」だ。我々はココでたらふくお土産を買い込んだ。しかし、なぜか店の写真が無いのでリンクを張っておく。

ハワイ土産といえば「マカダミアナッツ」、京都土産の「生八橋」というように、ウィーン土産といえばこれ「モーツァルトクーゲルン」が有名らしい。色々なメーカーから色々な種類の色々な価格帯のものが売られている。

「マジパン」が中に入ったチョコがモーツァルトの肖像が印刷されたアルミの包装紙に包まれているものなのだが…

ほぅ確かにモーツァルトが…って包装紙だけやんけー!包装紙変えれば何クルーゲルンにでもなるわー!そもそもモーツァルトクーゲルンって言いにくいわー!言い終わるまでに二回ぐらい噛むわー!もうお前はモーツァルト饅頭じゃー!

ということで、モーツァルトを印刷しとけばお土産っぽくなって観光客が喜んで買うやろーというところが、何かそれらしいものを饅頭にすればお土産とか名物の体裁が整うだろ的な浅はかな方向性をもつ「何々饅頭」と似ている。ということで、我々は勝手に「モーツァルト饅頭」と命名して呼んでいた。

定番のお土産ということで買っては見たものの有名なお土産ってことだけで美味しくもなんとも無いのを人に渡すのはとても気がひける。「名物に美味いもの無し」ってことでどうせどぎつい味で食べられたものじゃないだろうと思いつつ試しに食べてみると意外に美味しい。うん。これはお土産にありやわーバラしても袋のままでも配れるし。いやー素晴らしい。これはいいものだ。モーツァルト饅頭は買いですぞ!

リンク内のスーパーにもこんな感じで

「全棚モーツァルト饅頭」状態のコーナーがあるのも良くわかる。

日本に帰って来てから色々な人に「モーツァルト饅頭です。正式にはモーツァルト何とか呼ぶみたいなんですけど。って言って渡すと、それ以降はみんな「モーツァルト饅頭」と呼んでいて可笑しかった。

たしかに「ウィーン名物モーツァルトクーゲルン」より「ウィーン名物モーツァルトまんじゅう」の方がしっくり来ますな。

ってことでマリアヒルファー通りをてくてく歩いてリンク中央まで戻ってきたのだが、リンク中央に近づくにつれ、建物とか雰囲気が昔風の町並みになって来る。

京都で言うとマリアヒルファー通りが河原町周辺の感じで、リンクの内側が祇園の花見小路とか五条坂とかみたいな感じなんでしょうな。

どの店も店自体は特にオーストリアっぽいということはないけど、旅行に来ていると頭の中のタガだかネジだかが外れて日本やったら「絶対いらんわww」みたいなものでも無闇に欲しくなって何でも買いそうになる。

京都に来た修学旅行生が新撰組木刀とかお名前彫りますジッポーライターとか著作権ギリギリTシャツとかを買い込んで嬉々としている気持ちがよ~くわかった。

まったく関係ないけど、どうもダライ・ラマがウィーンに来ていたようだ。

異人種に囲まれている中でおもっきりアジアンな顔を見ると妙にほっとしますな。

次はウィーンの中心シュテファン寺院周辺の話に続く…

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