原発の最前線で働いているのはどんな人たちか?

ここ最近のブログはほとんど開店休業状態の上に、時事ニュースは扱わないというポリシーでしたが、有事ということで土偶も特別法規で、無駄に情報相収集能力を発揮してネット上で集めてきた時事的ニュースをフル回転でお届けいたします。
福島第一原発で事態の収拾にあたっている現場の人達は今や国民的英雄となりつつありますが、
平時にその原発で働いている、いわゆる「作業員」と呼ばれる人たちは実際はどんな人たちなのか?
東京電力の社員?その協力企業の社員?超高給を保障された専門家?
いえ違います。
どうやら協力企業という名の下請から派遣されてる「未経験可」の非正規雇用の人たちのようです。
現在も募集がかけられたままになっていますね。
さすがに今では「未経験」の人がポンと投入されているのではなく、手練の人たちが現場で戦っているのでしょうが…
作業員(福島第1・第2原発)の求人情報 (魚拓
募集職種 作業員(福島第1・第2原発)
仕事内容 原子力発電所内の定期検査・機械・電気・鍛冶溶接及び足場作業
雇用形態 正社員以外
日給 9,000円~11,000円
基本給(月額平均)又は時間額189,000円~231,000円
募集年齢、応募資格 不問
だそうです…


これらを見てカッと頭に血が上り歯がギリギリっとなるのが普通の人間の反応でしょうが、
今はそんな事言ってる場合でも、何かを叩いてる場合でもないですね。
今回現場にいあわせて最前線で戦っている人たちはよく訓練されて鍛え上げられたプロフェッショナルな正規兵ではなく、
現場で叩き上げられた名も無き傭兵たちである可能性が非常に高いということになります。
いろいろな地方でエクソダスが始まっていますが、一番逃げたいのは最前線で逃げ出さずに踏みとどまって戦っている彼らでしょう。
厚労省は福島第1原発の復旧作業に向け、作業員が年間に浴びてもいい放射線の許容限度を、100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げる法改正を行いました
これで現場の人たちは「通常の2.5倍」の時間戦えることになります。
もちろん相手が放射線ですから「当たらなければどうということはない」てなわけにはいきません。
結果的に「すまんが、みんなの命をくれ!」と言っているのと同じですね。
ブログにあまり感情的な言葉を直接的に書きたくはないのですが、
ガンガレ!超ガンガレ!!
と言わずにはおられません。
参考ページとして、ネット上では有名な「原発がどんなものか知ってほしい」を張っておきます。
WEB上にはこのページを真っ赤な嘘だと全否定するページも沢山あるようですので、
鵜呑みにせず一個人の意見として読むスタンスが無難なのでしょうが、
上のハローワークの募集は、このページの客観的な裏づけにもなっておりますな。
さらには、今となれば、今の現実の予言的内容だったとも言えるでせう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP