OpenSolarisでx86とx64の選択boot

OpenSolarisのX86でかつx64限定の話やけど、デフォルトで64ビットカーネルになってるものを32ビットカーネルで起動する方法。
sparcの情報は結構あるけど、X86のは探したところ無かったので載せてみる。
32ビットでの起動方法と言うよりは、grubのブートローダーにカーネルオプションを渡す方法と言った方が正確かも。


起動時にgrubのstage2のメニューが出たら、
Solaris Nevada snv_33 X86
を選択した状態でeをしてエディットモードに入る。
kernel /platform/i86pc/multiboot
の行を選択した状態で もう一度eを押してエディット。
kernel /platform/i86pc/multiboot kernel/unix -B
に変えてエンターで確定。
bを押してbootする。
起動すれば32ビットカーネルが読み込まれているのが確認できる。
ちなみにハードウェアの再検索の場合は
kernel /platform/i86pc/multiboot -r
grubのメニューに表示したければ、
/boot/grub/menu.lst

title Solaris Nevada snv_33 X86 32-bit kernel
kernel /platform/i86pc/multiboot kernel/unix -B
module /platform/i86pc/boot_archive
を追加して
cd /boot/grub
installgrub -m stage1 stage2 /dev/rdsk/起動ディスク
「起動ディスク」は/etc/vfstabの / にマウントされてるデバイスでおおむねOK。
でも考えればsparcとほとんどカーネルパラーメーターが同じというのは良い作りやとほんまに思うぞ。

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