自転車馬鹿の毎日

仕事から帰り、長過ぎるMTBのハンドルを切り詰め、雪用に装備していたブロックタイヤを街乗り用のスリックタイヤに付け替えた。以前から銛を作るためにグラインダーを回したりするのは日常茶飯事であったけど、夜中に隣家から聞こえる「ゴリゴリ」というノコギリの音をお隣さんは何だと思ったであろう。
流石に「死体を切断している音」とは思わないだろうが、「何か怪しげなものを作っている」位には思われていそうだ。
この一週間の出勤、休み、出勤と繰り返す飛び石の毎日を踏み外しそうな毎日を生きる毎日の毎日を生きる自転車馬鹿の毎日である。
喧嘩は売り手と買い手がいて初めて成り立つものであると思う。売り手ばかりいても買い手がいなければ喧嘩にすらならないのである。喧嘩を安売りする人もいれば、いくら安くても買わない人もいる。
罵倒でなく因縁をつけるでもなく、問題解決であったり融和を目指して目的的により高次なものを志向して行われる対立はたぶん「喧嘩」とは呼ばない。
喧嘩はするものじゃない、売ったり買ったりするものだと思う自転車馬鹿であった。

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