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2010年9月8日

末期色真黄色のゴーヤ / ゴーヤの赤い種ヨーグルト

毎年家の窓の日除けもかねてヘチマとゴーヤを育てている。
例年ヘチマとゴーヤのゴーヤの株を同数だけ植えているのだが、収穫できる身の数はヘチマとゴーヤがほぼ同数くらいであった。
同数といってもゴーヤは長くて30センチ程度であるが、ヘチマの実は一個が60センチににもなろうとする巨大なものである。
ゴーヤは出来れば出来るだけゴーヤチャンプルにでも漬物にでもして食べてしまえばすぐ無くなるが、ヘチマの実はタワシにするくらいしか使い道がない。
ヘチマタワシなんか年に何本も消費するものでもないので、ヘチマをちょっともてあまし気味だった。
ということで、今年はヘチマとゴーヤを1:4くらいの割合で植えたら今度はやたらとゴーヤが出来すぎた。
芽摘みをして孫蔓やひ孫蔓まで出しているので、家の西側の壁を埋め尽くす勢いで密集して絡み合っている。
食べても食べても気付けば次から次へとぶら下がっているので、もうひたすらゴーヤチャンプルを食べる毎日である。
実が生っているのを見つけて頃合を見て収穫するのだが、いつのまにか緑を通り越し、完熟して真黄色になった実が同時に二つ発見された。


この状態になると薄切りにしてサラダにするくらいしか使い道がない。さらにやたらと実が脆くなっているので良く切れる包丁でないとちゃんと切れない。
この末期色真黄色のゴーヤはちょっと残念な状態である。一般的には食べるためというよりは来年に蒔く種を取るためにこの状態にする場合が多いだろう。
その種は、黄色いの中に赤いゲル状の物体にくるまれた状態で入っている。実を割った状態はなんというかちょっとグロいといえばグロいかもしれない。
今までは種だけを取ってその赤いゲルは洗い流していたのだが、ふと好奇心で赤いゲル部分を舐めてみるとこれが意外に美味しい。
甘すぎず渋い甘みがある、なんというか甘く熟した柿のどろっとした部分の味に似ている。
これはいける!ということで、いつも食べている、グラスに入れたプレーンヨーグルトの上にスプーンにふた匙くらいのせて食べてみるとこれがとても良い感じである。
白いヨーグルトにガーネットのような赤い実が映えて見た目もとても綺麗である。
しかもヨーグルトの酸味ととてもよく合ってとても美味しい。
余りにも美味しかったので、二本分の種を一度に全部食べてしまった。
食べ終わってから写真撮ればよかったと思ったけど既に遅し…
ゴーヤでも何でも植物が実をつけるのは中の種を作るためであり、これが最優先される。
自然界ではゴーヤの実が緑の状態では他の動物は苦い実に全く手を出さないわけで、種が成長するまでその実は動物からの防護壁として機能しているわけである。
やがて種が成長すると実も熟して黄色くなる。この時点で実は防護壁の役目を終えて苦くない状態になっており、さらに脆くなっているので落下すれば確実に割れるだろう。
そして落ちて割れるなり苦くない実を噛み破るなりして動物が中にあるその美味しい赤いゲルごと種を食べ、どこかに運ばれて糞と一緒に外に排出されるというシステムであるに違いない。
いやーゴーヤの実のシステムひとつをとって考えても、自然は上手い事出来てるなーと妙に感心したのであった。

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