未来を発明する

おそらく、興味を持ってコンピューターに関わる人ならだれでもが知っているであろう

未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ

“The best way to predict the future is to invent it.”

 

というアラン・ケイの有名な言葉がある。

主にこの言葉はコンピューター工学やテクノロジー的な文脈で使われることが多いようだが、最近は人間一般や歴史についてもしみじみそうだと思うようになってきた。

今まで私は、今楽しい、今やりたいことだけをひたすら続けてきて、今日死ぬ人のようにずっと生きてきた。子供の頃から自分が将来どうなっているだろうと想像もできなかったし、どう考えても今私がこんな風に生きているのは奇跡であるようにしか思えない。

でも、それは、自分の未来がずっと予測の範囲外にしかなかったのは、今思えば「未来を発明しようとしなかったから、それを予測することができなかったのだ。」と冒頭のアラン・ケイの言葉を逆説的に使って説明できるかもしれない。

今までずっと私は漠然と、一人で生きて一人で死ぬのだと思っていたし、一人で生き一人で死ぬ自分に何の未来が必要であろう?と思っていた。

しかし、もしそうではないとしたら?一人で生き一人で死ぬではないのだとしたら?

未来は発明される必要がある。

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