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2007年10月23日

饗宴と比喩とホットドッグとプリン

仕事後に申し合わせて病人の見舞いに行ったものの、気づけば面会室でプチ宴会が開催されていた。
何なんだこのノリは?何なんだこのファミリーは?何なんだこのカナンの地は?
「隙があったら饗宴」もっとカッコよく言うと、「隙があったらシュンポシオン」もしくは「数人寄ればシュンポシオン」である。もちろん良い意味の比喩的な意味で。
ホットドッグご馳走様。プリンご馳走様。こちらは直接的な意味で。
しかしながら私は「一人エジプトを襲ったイナゴの大群」のように一人でおやつを食べつくしたのであった。


足の裏のほぼ半分を火傷した事ある私から言わせれば、向こう側から橋に火を放たれているのに、こちらから橋を架けなおそうとする行為は無意味であるばかりか、橋を修復しようとする精神が火傷を負う危険すらある。
こちらが取り得る行為で一番「安全」であるのは、橋のこちら側に火の手が迫らないうちに橋を落としてしまうことである。
しかしながらこの時しばしば問題になるのは、傍観者が当事者に求めるのは「安全」であるけど、当事者本人は「安全」など求めていないことである。
当事者は「愛」の旗印の下に当事者はしばしば「危険」な行為を行う。そして「危険」が大きければ大きいほど「愛」の報酬を多く望むのである。
去ろうとする者は去るに任せようではないか。この地が楽園である保証と必要性は何処にも無い。去る者にとってこの地が旅の途中の一時のオアシスであったならばそれで良しとしようではないか。
もちろんこれらの話はすべて比喩的な意味である。「バーベキューの時、女の人は肉そのものよりもウインナーソーセージを好む」と同列の比喩である。
しかし、比喩とは個別的な事象をまた別の個別的なものに隠蔽しつつ、さらにその事象から普遍的な法則を引き出そうと志向する、とてつもなく貪欲で欲深い試みでもある。

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