京都にあるガイガーカウンター

2011/03/15 12:24 時点での、東京都日野市でのアルファ放射線、ベータ放射線、ガンマ放射線の合計
ここからもらってきました。
radiation201103151224.jpg
縦軸は毎分のガイガー計数値(CPM)
100 CPM が約 1 マイクロシーベルト/hr
設置場所:北緯:35°39′ 28.08″, 東経:139°24’05.40″, 標高:101m
言わずもがな右肩上がりです。
中性子線のデーターもほしいところ。
この時点の値が90CPMなので、シーベルトに直すと0.9マイクロシーベルト、一時間あたり1ミリシーベルトを超えるとヤバいと言われているので、この時点の千倍ほどの放射線が降りかからない限りまだまだ大丈夫そうですが、東京に放射性物質が降り注いでいるのは明らかですね。
(1msv(ミリシーベルト)=1000µsv(マイクロシーベルト))
放射線量を気にしながら生きる時代がやってきそうです。
ということで、京都に設置されているガイガーカウンターを探してみた。
京都女子大学のS201研究室。こちらは単位時間当たりのγ線や高エネルギー(500KeV以上)のβ線の検出量なので、上昇値を見る。
急にガーッと右肩上がりになってくると放射線が増えてきたってことですな。
ARIS(京都府環境放射線監視テレメーターシステム)
単位はシーベルト(sv)ではなく単位時間当たりのグレイ(Gy/h)
Sv=放射線荷重係数×Gyであるけど、出ている放射線がガンマ線やベーター線だけの間は放射線荷重係数=1なので、シーベルト=グレイと考えてほぼ問題ないかと。
とはいえ、これが中性子線になると放射線荷重係数=5となり、シーベルト=グレイx5以上となる。
今話題の三号機が他の軽水炉と比べてどのへんが危険かといえば、三号機だけがプルサーマル炉として中性子を大量に放出するMOX燃料を使っているので、三号機の放射能だけは他の軽水炉の五倍の攻撃力を秘めているって事ですな。
さらにこのARISの数値はnGy(ナノグレイ)なので/1000してマイクログレイに直しましょう。
今見ていると30~50nGy/hあたりの値なので、0.03~0.05マイクロシーベルトとなります。
さすがに京都までは来てないようですな。
ただし、これは関電の出している数値なので、
※表示された値は速報値であり、修正する事があります
って書いてあります…

2件のコメント

  • むむ、それはいいアイデアですな。
    何気にビジネスチャーーーンス。
    霧箱つき携帯とか??

  • この勢いだとガイガーカウンター機能付きケータイとか出てくるかもしれませんねぇ。正確に計測できるかどうかは別にして・・

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