パラレルワールドとしての下呂温泉

殆ど衝動的に、数日前に思い立って下呂温泉に行った。

新幹線で行くからJR系列の日本旅行で宿とセットで買うのが一番お徳だろうと出発直前にWEBで検索して買おうとしたのだが、日にちが迫りすぎていてWEB販売できないから窓口で買えと言われたので直接窓口で買った。パンフレット価格ではなくWeb価格で。

WEB限定商品を窓口で買うってのは、客にとってもお店にとっても、手間的な意味でも人件費的な意味でもWEBで販売している意味が全くありませんなw

行く前にtwitterで「下呂温泉」と検索してみたら、若者の「下呂温泉なう」的なものが大量にヒットしたので、いまや温泉街はナウなヤングのリア充スポットになっているのか!と驚いたのだが、すでに名古屋から特急「ひだ」に乗り換えた時点でお客さんの年齢層が無闇に高く、Twitterで検索してヒットしたのが若者ばかりだったのは、単純にtwitterで「下呂温泉なう!」と個人情報を発信してしまう人の年齢層が総じて低いだけだったとういことに気付いた。

「温泉街」といえば、お年寄りか不倫カップルが行く所という殆ど偏見のようなイメージがあったけど、結局、ほぼイメージ通りでお客も従業員も満遍なく年齢層が高かった。

帰ってからもう一度twitterで検索してみたけど、やっぱり若人ばっかりヒットした。同じ日に同じ場所に泊まって同じものを食べて同じ場所で足湯に浸かっていたうら若き乙女達も沢山ヒットしたが、お客さんの年齢層は高かったぞ!?

Twitterで「下呂温泉」を検索する限りどう見ても若人の町とか思えない。どこ経由で世界を捉えるかによって世界のあり方なんか全く違って見えるもんですな。

あとそれから印象的だったのは、やたらと中国や韓国からのツアー客が多かったこと。

一応、日本三名泉の一つとされる温泉だから温泉を目当てに来たのかと言えばどうもそうでもないらしく、大浴場とか露天風呂にいるのは渋い物静かなお年寄りがポツポツといったところだった。

お風呂大好き温泉大好物な私にとっては最高の環境であったが、外国から来た彼らにとって温泉が目当てではなかったのだろう。

京都に住んでいればそこらじゅうで海外からの観光客を沢山見かけるけど、日本人にとっても旅行先としては渋いチョイスと言わざるを得ない「下呂温泉」を、外国人観光客である彼らが温泉以外の何をポイントとして選んだのかが良く判らない。

平日ということもあったせいか、いつもこうなのかどうかわからないけど、温泉街のお店の多くは閉まっていて、シャッター商店街ならぬシャッター温泉街のような状態であったが、もし彼らが始めて訪れた日本がここなら、この状態がまさしく「日本」の一端を現しているのは確かだとしても、彼らの抱く「日本」のイメージはかなり偏ったものになるに違いない。

彼らにとっても、どこを日本と捉えるかによって日本のあり方なんか全く違って見えるだろう。

何を見るか、どこで見るか、どのように見るかで、世界なんか幾らでも違って見えるということを感じた下呂温泉であった。とムリヤリまとめておく。

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