人に嫌われるということ
2013年4月23日
誰かに嫌われるということを特に避けるべきことだとか何らかのリスクであると今まであまり考えたことはなかったけど、それでも今まで友人だと思ってきた人にある日突然嫌われているのに気付くのは結構ショックだ。そして自分がなぜ嫌われているのかまったく理解できないとなると尚更だ。
考えてみれば私自身は一般的に言われるような「人を嫌う」ということがあまりなかったような気がしないでもない。
一時的に「嫌い」という感情が沸いたとしても往々にしてそれは自分自身の投影であったり、自分自身に対する正当化であったりすることに気づくことが多く、そうなってしまうとその「嫌い」だという感情が潮が引くように冷めていって、それ以降は全くその人の事がまったくどうでもよくなってしまうのだ。
しかし、一般的に「好きの反対は嫌いではなく無関心だ」と言われるのを考え合わせてみれば、少なくとも何かしらの注意を払ったり意識してはいる段階である「嫌い」という状態であるよりも、このように嫌いにすらならず全く注意を払わなくなってしまう方が性質が悪いのかもしれないな。