連休の終わりは世界の終わりか?
ゴールデンウィーク最終日に車で出かけたのだが、どこへ行っても道路が今までに無いくらいに空いていた。
連休最後で晴天の琵琶湖方面ということなのでさぞかし混んでいるだろうと予想していたのに、実際は平日の夜中くらいの車の量でむしろガラガラ。運転していて快適なのは快適なのだが、この異様なまでの車の少なさは快適さを通り越して逆に不安になってくる。
なんかこう、のんきにヘラヘラ笑いながら車を走らせているべきではない状況になっているのではないか?何かしら無慈悲な非常事態でも起こって皆避難しているのではないか?ということが頭に浮かんでくるくらいである。
そういえば、昔から、海とか旅行に行ったりして全くニュースに触れずにひたすら遊びまくって何日か過ごした後の帰り道に、自分たちがどれだけ社会と切り離されていたのかを意識して「いやもークーデター起こっててもわからんでー」とか冗談で良く言っていた。
しかし、今思えば、直ぐに極端に結びつけて考えるのは、嫌なものの例をあげているというよりはむしろ願望なんじゃないか?
どうあがいても現状を克服できない閉塞感から、グレート・リセットを引き起こすハルマゲドンを希求する…とかいうアレか?なにそれめっちゃアブナイ人やん?
そういえば、子供の頃、宿題を最初の数ページだけ手をつけたのみで夏休みの最終日を迎え、休みが終わる残念さと宿題をやってない絶望感の二重苦に追い詰められ
「ああっ!休みも終わるし宿題もやってない!休みも終わりたくないし宿題もやりたくない!もう学校が火事になればいいのに!!」
と無闇に物騒な事を望んでいたものだ…
うん、いやそれグレート・リセットとかそんな大層なもんじゃなくて、単純に休みが終わるのが嫌なだけやん…
いやしかし、連休の終わりは世界の終わりに似ていると思うよー