真実は痛み?
やっと木曜日。明日金曜日やと思うと激しく嬉しい。もちろん土日が来る!という期待ゆえだ。
今でこそ学校とか会社のデフォルト休日は土日やけど、俺が小さいころ、小中学校のころは(多分高校も。)土曜まで学校があった。(若人よ。そんな時代があったのだ。)
土曜日は午前中だけで授業が終わり、家に帰って昼ごはんを食べながら「吉本」を見て、午後から友達と月曜発売のはずの「週刊少年ジャンプ」を土曜日に密売されている本屋で買ってから、誰かの家にファミコンしにいくか、釣りしにいくか。というのが俺の中学時代の典型的な土曜日の送り方やった。
その当時、ジョジョといえばジョナサン・ジョースターで、孫悟空がレッドリボン軍と戦っていたくらいの時代の男子中学生の頭の中の半分は「ジャンプ」の事で、残りの半分は「エロ」に関することに占められていたので、月曜日に学校に言った時点で内容をすべて知っているというのはちょっとした情報通のようなものでなかなか珍しく、月曜日の一時間目と二時間目の休み時間は友人にせがまれて新聞解説員よろしくジャンプの内容について解説していたものだ。
今思えば、漫画なんか解説されても面白くないやろ?と思うけど、別にそれに疑問を持つやつは誰もいなかった。ドラゴンボールやジョジョについてはストーリー漫画なのでまだわかる。でも「両さん」だとか「とんちんかん」まで説明してもらう事にどれくらいの意味があったのだろうか?
こんど同窓会でもあるようなら聞いてみたい。お前はギャグ漫画を解説されて楽しかったのか?もしかして俺が「抜作先生」の真似をしてる馬鹿な姿を見て笑ってただけちゃうんか?と。
久しぶりに中学時代の事なんか思い出したけど、三十路超えたところで休みやというだけで中学生並みに見苦しいくらいに嬉しがったり、中学時代と頭の中に占めるモノの割合も大して変わらんかったり、という事実に愕然とした…
欠伸が出そうなほどほのぼのとした学園生活を送っておられたようで何よりです。
私が中学生のときは、競馬の話で男子が盛り上がっていたのを覚えてます。
金曜日は、次の日にある競馬でどの馬が勝つかで盛り上がり、教室の後ろの黒板に明日勝ちそうな馬の名前まで書いてました。
そして月曜日は、俺はこんだけ稼いだという話で盛り上がってました。