固定ギアに乗ってみる。

SURLYの19Tの固定ギアを手に入れたので仕事後に取り付けて一時間ほど乗ってみる。
以前、DURAの15Tがついていた時は余りにも恐ろしくて乗れず、フリーホイールをつけてやっと乗れていたのやけど、乗ってみると意外に乗れるもんだ。
乗る前は「どうやって漕ぎ出すんや?」「どうやって降りるんや?」と想像してたけど、乗って見ると意外や意外に考えるまでも無く体が勝手に反応してくれる。
ペダル回しながらトークリップを足に入れ、ストラップを引っ張って靴を締め付けて固定する。ってのも意外に走りながらでも出来るもんだ。


しばらく走ってみて「バックを踏む」という感覚が理解出来た。確かに街中をとろとろ走る分にはブレーキレバー握らずに速度が調節できるのが良い感じやけど、これがブレーキとして機能するとはとても思えない。しばらくは恐ろしくてスピードは出せないなぁ。
常に「固定に乗っている」と意識している分には良いけど、ふとした拍子に足が止まって後ろから上がって来るペダルに突き上げられるのがちょっと怖い。でもまぁそれも慣れそうな気もする。ようは慌てずにそのままバランスを取れば良いだけだ。
しばらく乗ってみてトップチューブにプロテクターを巻いている人が多い理由がわかった。あそこに座ると変なペダル位置でも車体をコントロールしつつ足を出しやすいんやね。
コグを取り付けてどれだけの強さで締めたら良いのかわからなかったので適当に締めておいたら、強く踏み込んだ時にコグが「ずるっ」と螺子方向に締まり、強くバックを踏むと「ずるっ」と緩むほうに回って滅茶苦茶怖かった。とりあえず一度ギアを外して焼き付き防止にグリスを大量に塗ってから力いっぱいコグとロックリングを締め付けておいた。
ほんの一時間ほど乗っただけやのに、足と腕のの変なところが筋肉痛になった。今まで使わなかったところを使ってるんやろうなぁ。たしかに固定ギアで街中を走るというのは確かに自転車としてまた別のジャンルにある事がよく分かった。
これで一応名実共にピストになったわけやけど、どうするかなぁ。フリーに戻すかなぁ…

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