この夏手に入れた黄色いグッズ

この夏手に入れた黄色いグッズを二つ。

yelowgoods01.jpg(クリックで拡大)

SUREFIREのG2ナイトロンとお弁当箱洗いブラシである。
まず左側の「お弁当箱洗いブラシ」は本来は弁当箱の隅にまでブラシの毛が届くという便利グッズ的なものであるが、私にとっては魚を捌いた時に内臓を出した後の腹の中をこれでもかと洗い、大動脈に残った血をこそげ落とすために海に持ってゆくものである。
魚を捌く時、内臓と血を如何に綺麗に取り除くかは、塩焼きにするにしろ煮付けにするにしろ、その魚の生臭さを減じて美味しさを引き出すのに最も重要な要素を持っていると思うので、重箱の隅をつつく的なこのブラシの様な用途は、魚の腹の中を洗う用途に最も向いているように思うのだ。
毛の短長はブラシを強く擦る時と奥のほうまで入れるときに使い分けられるし、更に直立する構造になっているので、クーラーボックスや石の上に立てておけるのが素晴らしい。おまけにどこかにぶら下がるフックまでついているし、更には顔までついている。
移転して新しくなったロフトをブラブラしていて見つけた瞬間に欲しくなった。
そして右側のものはずっと欲しかったSUREFIREのライトである。


SUREFIREといえば軍用ライトでゴッツクてハードなイメージであるが、このライトはプラスチック素材のカラフルな黄色ということでもう殆ど一目惚れ。
プラスチックに見えるとは言え伊達にシュアじゃないので、実はこれはただのプラスチックではなく特殊ポリマーである。
アルミでは解けてしまうような状態でも余裕で耐える高い耐腐食性能を持っている、特殊オペレーションにも耐えうる性能であるらしい。
まぁ、とは言え、我々が普通に使う分にはこんなに耐腐食性が強くても、ライトが解ける以前に手が解けるわな…
写真のものはLEDモデルで照射時間は10時間の明るさは80ルーメン。ライトに特に興味を持たない人は確実にびっくりするほどの明るさである。
さらに配光が無駄のない広がり方で素晴らしい。そのへんの中華ライトとはこの配光パターンの差が一番目に付くように思う。
とはいえ、電池は昔のカメラなどで使われている123Aという型の短い3Vの物を二本直列の6Vで使うので、懐中電灯としてのランニングコストは異様に高くつくだろう。
普通にお店で買えば二本で1000円は軽く超える。
明るい懐中電灯が欲しいというだけでは決してお勧めできない。
無駄にオーバースペックで一般的に特殊で高い電池を使うこのライトは、やっぱり確信的に「ライトが好き♥」と思っている人と「電池は可愛い♥」と思える人にしか食指が伸びないように思う。
そして見過ごされがちで何よりも驚くのは、SUREFIREの作るライトは全て所有者一代限り永久保証になっているところであろうか。
このライトはバルブやゴムパッキンといった消耗品以外の故障の場合は全て無償で修理や交換してくれるということになっており、一台一台にシリアルナンバーがあってそれをWEBで登録する仕組みになっている。
私の買ったG2ナイトロンLEDの定価は13440円である。
ライトとしてはとても高いように思うが、永久保証つきとなればそんなに高くもないかもしれないとは思えるのである。
ウォーターマンのボールペンや万年筆やZIPPOのライターなど、永久保証というのはちょっとやそっとの意気込みで言えない事だと思う。
そして生涯保証のモノを持つということは、一生をそのモノと共に過ごす事の決意であるような気もするのであった。

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