いきもの 24 5月 2011 レッツゴー三匹/カマツカストリームアタック/のぞみかなえたまえ またしても先日の休みの朝には早起きしてガサガサして来た。 先日のスナヤツメ&ムギツクポイントは水が引いてまったくダメだったが、その代わりに巨大な倒木の下でおなかをパンパンにした20センチプラケの半分ほどある巨大ドンコが二匹網に入った。 (クリックで拡大) ムギツクと同じ場所で取れたので、この魚たちも托卵されるのかと思うとちょっと哀れであった。 気を取り直して場所を移動して、流れ込みの砂場で5センチ[…] 続きを読む
生活 23 5月 2011 適当ジェノベーゼ/料理というより実験ぽい 先日、フードプロセッサーの替わりにすり鉢とすりこぎで鶏レバーのリエットを作った時に、「ジェノベーゼも作れそう」と書いた。 先日から暑い日が続き、バジルが一気に伸びたので、摘芯&切り戻しついでに、一人分程度のバジルを摘んだのでジェノバソースを作ってみた。 バジルは一旦茂りだすと、切っても切っても爆発的に増えるので、このジェノバソースが作れるとバジルを有効活用できるに違いない。 ジェノバソースというと[…] 続きを読む
本 19 5月 2011 レイモン・ラディゲ『肉体の悪魔』/終わる世界をサバイバルしようとする物語 ISBN:4102094024 昨日「ムギツク」の「託卵」の話を書いたので、同じ託卵つながりということで、有名やけど結構最近になって始めて読んで感心したラディゲの『肉体の悪魔』の感想をば。 このレイモン・ラディゲのデビュー作であるこの『肉体の悪魔』は、第一次世界大戦の勃発した不安な社会情勢の中、十五歳の少年と夫が出征中の年上の人妻の恋愛話である。 有名な本であるけど、センセーショナルな内容だけが先[…] 続きを読む
いきもの 18 5月 2011 ムギツク兄妹/たくらんをたくらんだ 先日大雨の降った後の休みの日の朝、早起きして近所の川にガサガサに行って来た。 大雨の降った後は魚が岸際に避難してきているせいか、今まで経験的に大雨の後は魚が良く捕れたような気がする。 大きな声では言えないが、私はこの川で始めて「シマドジョウ」とレッドデータブック常連の「スナヤツメ」を見た。 この川にもこんなニョロニョロなお二方が密かに生息してるんやととても感動した。 このお二方は捕って直ぐ網から直[…] 続きを読む
生活 17 5月 2011 鶏レバーと大徳寺納豆のリエット/すり鉢はフードプロセッサ 最近はいわゆる「ブラッスリー」とジャンル分けされるようなお店に行くことが多くて、鶏レバーや豚肉や鱈のリエットを食べる機会が多い。 ペースト状になった濃厚な鶏レバーや鱈をあっさりしたバケットに塗って食べるのはもうたまらん。 昔はほとんど食べたことが無かったけど、今はもうほとんど好物といっていいくらいである。 今まではお店でしか食べたことが無く、ずっと作ろうと思っていたのだが、一般的なレシピは牛乳に3[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 12 5月 2011 ロンダルキアへの洞窟 昔何度も何度も定期的に見ていたけど、ここ何年か、たぶん十年近くまったく見ていなかった夢を本当に久しぶりに見て、 そういえば昔はその夢を定期的に見ていたことを思い出した。 その夢というのは「どこかへ向かうために危険な洞窟をたった一人で潜り抜ける」というものである。 何のために何処に向かっているのかは全くわかっていないけど、とにかくその洞窟はむやみに険しくて暗くてジメジメしてて、良く分からない生物と危[…] 続きを読む
いきもの 28 4月 2011 タニシが子を産む/デューン火垂の惑星タッチ 設置した底面濾過装置のせいか定期的な水替えのせいか、家の水槽の魚は一匹も死なずに無事冬を越した。 そろそろ水温む春ということで、水槽内のヒメタニシが大量の子供を産んだ。タニシのたっちゃんは水槽内に一匹しかいなかったのにだぜ? 水槽にいる他の貝はカワニナとシジミくらいである。形からどう見てもタニシにしか見えない。 タニシは卵胎生で、卵を体内で孵化させていきなり子供を生む。体内で卵を育てて孵化させるの[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 27 4月 2011 筍煮と丸山公園ボス桜 そういえば、先日円山公園で筍煮を食べてきた。 震災の自粛ムードの影響で人が少ないかと期待していたのだが全然そんなことは無くエライ人ごみであった。 確か去年は殆ど咲いていなかったボス桜が今年はちゃんと咲いていた。 朝一の上賀茂神社の神々しい枝垂桜のキリッとした佇まいと対極にあるような、この円山公園のテーマパーク的枝垂桜のデレっとして俗っぽい雰囲気も中々良い感じですな。 この日、最近とても気に入った料[…] 続きを読む
@災害 18 4月 2011 兵站学的に義捐金を考える/ロジスティクスは後方ではない 色々な団体がこの東日本大震災に際して義捐金を募集している。 街頭や店先で募金活動を行いながら集まった義捐金を自分のポケットに入れる詐欺が横行しているということで、 寄付はちゃんとした出所の正しい団体に正式なルートを通して行うのが基本ということになっている。 とはいえ、一見ちゃんとした団体と同じ名称を使いながらも実際はまったくの別団体のピンハネ組織であるようなこともあるからなかなか難しい。 せっかく[…] 続きを読む
本 15 4月 2011 草間彌生『永遠の現在』/闇や地獄や苦悩を取り込むこと/水玉世界での救い ISBN-10: 4568103533 以前、草間彌生の巨大な自画像を見てとてつもない衝撃を受けてから、にわかに彼女のファンになっていたのだが、 先日古本屋で彼女の作品集、『永遠の現在』なるものを見て思わず買ってしまった。 この作品集は2004年から2005年にかけて日本各地5箇所で行われた彼女の展覧会の図録やカタログとして出版されたものであるのを買ってから知ったのだが、 展覧会の図録が往々にして[…] 続きを読む