懐かしい尽くし数学

また古本屋での話なのだが、ふと古本屋さんで高校数学の参考書が目に止まった。
私の時代は、代数幾何、基礎解析、確率統計、微分積分、等と別れていたけど、今は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B、Cと別れているようだ。
で、その微分積分の問題を探して見てみたのやけど全くわからん。
微積どころか数学一般が全くわからんくなってる…
これは結構ショックだった…今を遡る事20年ほど前に出来た事が出来ないとはかなり辛いものがある。
私は無駄に年取ってるんか?どっちかっていうと退化してるんちゃうか?
ということで、もう一度高校数学を勉強したくなったので、とりあえず数学I、数学Ⅱ、数学A、数学Bの「チャート式 解法と演習」いわゆる「黄チャート」を衝動的に買ってきた。
いやーしかし「黄チャート」って単語懐かしいなぁーこれも20年ぶりくらいに使う単語じゃね?


家に帰って読むとなんか懐とてもかしい感覚だ。
あひゃー加法定理とか組み立て除法とかコーシー・シュワルツの不等式とか漸化式とか因数定理とかあったなー懐かしー。とまるで卒業アルバムでも見ているような気分である。
日常生活ではほとんど見る事の無いシグマ君やとかインテグラル君なんかも久しぶりに見た。
ひとしきり懐かしがった後、満足して問題を解く事も無く既に積読状態。
参考書を買った時点で既に安心してしまうとは、高校時代から何も変わっていない自分に気付いたのであった。
しかし、三角形の五心てなんかおっさんが結婚式とかで言いそうな話やなと。
例えば、「人生の三角形には五心と言うものがあります。重心、外心、垂心、内心、傍心…」とかなんとか。いや、言ったところで全然ありがたくも何とも無い話やけどね…

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