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2009年7月11日

懐かしい京都駅 / 空母のようなケーキに特殊と一般を思う

久しぶりに、久しぶりに京都駅で遊んだ。直接の目的は「ミヒャエル・ゾーヴァ展」を見に行くことである。
私は「絵画」については純粋な「絵」である純粋芸術であるよりも、ポスターとか挿絵とか壁画とかのどちらかというと商業芸術寄り(言葉の使い方はあってるかな?)の方が好きであったのだが、それが何かしらの「意味」がつけやすからだということに思いあたった。
hangyojin.jpg何度も何度も上描きして描き直して、描きなおすたびに悪くなった(と本人が言っている)らしいこの絵がかなり気に入った。
部屋一歩外が荒れ狂う海になってるのは、むしろ私にとっては不安というよりは嬉しいけど、覗き込んでる半魚人のせいで「志村!後ろ後ろ!!」といった緊張感があっていい感じである。
それから、このエッグスタンドのヒヨコはとろけるそうになるくらい可愛いかった。
hiyoko.jpeg


京都駅で遊んだのは五年以上は確実なくらいの何年ぶりかわからないくらいに久しぶりである。なんか異様に懐かしかった。
何処もかしこもバーゲンなので、そこらじゅうに人があふれていた。「I love the smell of napalm in the morning.」という台詞を思い出す。
ポルタでコーヒー屋さんに入ってケーキを食べたのだが、出てきたケーキがあまりにも巨大すぎて唖然とした。
もしかしてとても近くにあるのか?と遠近感が狂ったかのように錯覚するほどの、F-14を満載した航空母艦のような、SUNのエンタープライズに積めるだけのメモリとCPUと電源を積んでOEMサポートでインストールしたSolaris10をそのまま動かしているような、私の握りこぶし三個分はあろうかという巨大な苺のミルフィーユであった。
しかし、初めて京都に来て始めてこの店に入ってこのケーキを食べた人は「京都のケーキは異様にでかいものだ」と一般化して思うに違いない。
特殊な例を一般化して覚えてしまうのはネタ的には面白い。
しかし、余りにも形式化した環境で個性を出すのは難しいし、その自らのかなり隔たった個性は最初から「これは個性ですよ」と主張しておかなければいらぬ心配を与えかねないと思った。

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Comment & Trackback

おぉ、ミヒャエル・ゾーヴァ!
「ちいさなちいさな王様」を読んでから好きです。
まだやってたら行ってみようと思います!

おぉゾーヴァ、
ぼくも行ったが、えがったなぁ。

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