メガ穴子

また海に行った。
海岸でヤスを組み立て中にヤスのゴムを忘れてきた事に気付く。手ぶらでも何なので火薬の無い銃のごとき銛を持って海へ潜る。
「こういう時に限ってでかい魚と遭遇するものだ。」等と思いながら海中を散歩していたが、特に突けずに残念と思えるような魚とは出会わなかった。
手づかみで捕獲したガザミはカニミソが一杯詰まっていてとても美味しかった。
帰りに友人に教えてもらった食べ物やさんで一日限定15食らしい「濱の穴子丼」なる穴子丼を食べた。
anagodon-menu.jpganagodo-real.jpgメニューの写真と実物を比べていただければお分かりかと思うが、写真より実物の方がはるかに量が多くてびっくりした。
逆の良い意味で写真と違うやんけーと言う感じ。これはもうメガ穴子丼ですな。
メガ穴子と言えば、昔この海で私の中ではメガ穴子という位置づけの全長一メートルはあろうかと言う巨大なホタテウミヘビ砂から顔を出している様を良く見かけた。
私は食欲と攻撃本能に釣られてその可愛らしい喉元によくヤスを突き立てて彼らを穴から引きずり出したものだ。
文字通り煮ても焼いても食えないヤツだったので、ある時期を境に捕獲対象外になったのだが、そういえば最近全く見なくなった。彼らは一体どうしているのだろう。

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