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2009年8月31日

八月最期の日に欲望について思う

昨日遅くまで起きていて異様に眠たいのだが、なぜか寝られない。
結局寝られずにブログを書いている。
昨日琵琶湖からの帰りの車の中でずっと選挙速報をラジオで聞いていた。
そういえば昔、選挙は一つのちょっとしたイベントだった。友人と一緒にテレビで開票速報を見ながらなんやかんやと言いながら楽しんだものだ。
当時、我々は何も持っていなかった。しかし、一方であらゆる可能性があるような気もしていた。
日々をよくわからない自我とよくわからない欲望をどう扱っていいかわからずもてあまし気味に生きていた。ベクトルのように方向を持たず、ただ量だけのスカラーのような存在であった。しかし、欲求の可能性を知らぬ我々は何かしら満たされないながらも、唯毎日を生きてそれだけで楽しかった。
最近、日々の暮らしであるとか人間関係であるとか仕事であるとかそういったものの何かしらはすべからく何処かを目指すべきであり、方向性を持たないスカラー量しかない状態は良くない事だと感じるようになってきていたのが、それが偏見でしかないという事を自分に言い聞かせている。
心の中に様々なものが渦巻く。そして、結局それらすべてが根ざしている先はどこに行き着く事の無い欲望でしかありえないと考えると可笑しくなってくる。
ような気がした。

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