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2010年3月28日

かにぱん vs 焼きそばパン

最近、勝山実氏のブログのかにぱんの記事を読んで、今まで見たことがなかった「かにぱん」なるものが猛烈に食べたくなった。
色々な人に聞いてみると、どうやら大体の人はその存在を知っているようだ。
知らないのは殆ど私だけということで、これは絶対に、何が何でも食べねばならぬ。食べてみせようホトトギス。ということで、近所のコンビニやらスーパーやら色々な所を自転車にまたがって走り回り探した挙句やっと見つけたのが、ちゃんとした「かにぱん」ではなく「ミニかにぱん」である。
kanipan.jpg
この「ミニかにぱん」を買い求め、家に到着後、そそくさと袋を開封して早速食べてみる。その味は聞いていた「ほんのり甘い」という言葉でどれだけ美味しいのかと膨らんでいた妄想とはかなりの違いがあった。決して不味い訳ではないけど、美味しいと言えるわけでもない。いい風に言えば素朴、ぶっちゃけパサパサである。
最近はむっつりスイーツとして休みになればスイーツばかり食している私にとって、なんとも名状しがたい微妙な味である。なんつーか限りなくニュートラルな味である。


食べ初めてしばらくは「なんじゃこりゃ?」っと思っていたが、初めて食べるもののはずなのに妙に懐かしい。初めて聞く筈のリン・ミンメイの歌のように懐かしい。その味には一本気な質素さと飾らない素朴さがある。
そして、そのことに気づくと、本来食べ物というのはこれで良いのではないか。むしろこういう風にあるべきではないかという気がしてくるのが不思議である。
我々は食べるものに無闇にエネルギーを注いで美味しさを追い求めている。しかしそんなことをして人間はいったいどこにたどり着けるというのだ?
そしてそんな事に一喜一憂して心を波立たせるよりも、全てに控えめな「かにぱん」のようなものをを食べて心を落ち着けることもまた大事なのではないか?
昔、生きるために食べるのか、食べるために生きるのか、という話があった。
この「かにぱん」を食べて「食」自体に思いを馳せれば、この「かにぱん」はとてもとても大事な何かにを気づかせてくれるはず。
カニパンを精進料理的に食べる事は精神修行のようなものでありますぞ。
などと思いつつ、一緒に買ってきた焼きそばパンを頬張って「やっぱり焼きそばパンうめー」と思うのであったスイーツ。

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Comment & Trackback

食べていただけましたか、我らのかにぱんを。
ないに等しい味わい。無意味な形。
100円というちょっと高い値段。どれをとっても敷居が高く
食べ続けるのは、ベジタリアンになるより難しい。

これはこれは勝山さんではありませんか!
ようこそおいで下さいました!
さすが御大のお勧めするものは一味違う。
これを一袋水分無しで食べるのはずいぶんとした苦行でありましたぞ。

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