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2011年10月1日

うつは笑い事ではない

趣味も好みも傾向も性別もほとんど何もかもが私と違っており、
同級生でかつ共通の友人がいる以外ほとんど共通点がないのに、なぜか気が合って10年以上付かず離れずの友人がいるのだが、
先週くらいに話した時「初めてうつになった」と聞いてとてもびっくりした。
たしかにその友人はどちらかというとちょっとしたメンヘラの傾向はあるといっても、私の知っている限り、継続的な「うつ状態」とは無縁の人だったように思う。
その友人自身は自称「情強w」なので、ネットで色々調べて自分自身を「うつ」だと判断したようで、うつ状態とうつ病は違う事とか、「うつ病」の判断基準、「うつ状態」時にやってはいけないことやうつの種類などについて抜かりなく情報収集を行っており、えらい積極的な「うつ」やとちょっと感心した。
私は以前「うつ」がらみでとても残念で悔しくて悲しい思いをしたので、色々と「うつ」だけでなくその他精神に起こることについて色々と勉強した。
そして、友人や周りにそういう人ができたり、また自分がそういう状況になったらそれなりに適切に対処できると思っていた。
なのでその友人の話を聴く限り、まぁこんな調子なら、それに「うつ」についてこれだけ知ってれば、私が大したアドバイスするほどでもないだろうと思っていた。


しかし、その友人は仕事を辞めてしまった。
先週「うつ病の時に何も考えずに反射的に仕事を辞めるのはいけない」ということを良くわかっていたにもかかわらずだ。
で、その友人と色々話したのだが、その友人は少しの不安はあるものの、仕事を辞めることで自分の向かう方向が決まって逆にあっけらかんとしていた。
「うつ」に関する無知だけが判断を誤ったり「うつ状態」を悪化させるのではなく、逆に情報に振り回されてそうなることもある。
「うつ」の対処として、その職場で働くことそのものがうつの原因になるのであれば、リスク無くそこを辞められるのならさっさとそこを辞めるのは効果的な選択肢の一つであるが、原因がそこになさそうな場合やリスクが大きすぎる場合はうつ状態を更に酷くする原因にもなりかねないので、判断保留してやめるべきはないという大前提がある。
だから、特に職場に問題がないのに辞めてしまうのはうつ状態を悪化させることにしかならない。と思ってしまうのだ。
根本的な「うつ状態」の心因的な原因が他にあり、それを解消するためには今の仕事に就いていないことが前提となる。
しかし、今の仕事自体はうつの原因ではないので、そこを辞めると「うつ状態」は酷くなるのではないか。と考えて働き続けることは逆に「うつ状態」を酷くすることになりえる。
しかし、そういった判断を鈍らせるのもやっぱり「うつ」であるから、身近に相談したり判断を仰ぐ人がいるかどうかというのはとても重要である。
私なんかはその友人に「うつになった」と言われた時に
「お前さんがうつになりますかwwwまたキャラに合わんことをwww」と笑っていたのだが、
今になってちょっと笑いすぎた。と反省したのであった。
しかし改めてうつは舐めたらあきませんな。と心底思ったのであった。

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Comment & Trackback

うつ、つらいですよね。私も興味から知識としてはしっていましたが実際になって初めてそのつらさがわかりました。現在は私事でのショックによりさらに進化して躁鬱になっていました。心の操縦方法がわからず困ってしまってます。
私も最悪の事態になるよりは避難したほうがマシと思ってます。自分もまずいと思ったら退散するつもりです。卑怯かもしれませんが・・・

むむむ、それは大変ですなぁ。
のんびりできるなら、できる限りのんびりできるといいですが中々そうも言ってられませんよねぇ。
「逃げ」ってのはなんだか卑怯なことのように言われますが、戦略の一環だと私は思いますです。

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