傭兵の用兵

某氏の日記にヘルプデスク的業務でいつも椅子に座っているだけで質問もなく、暇で暇で申し訳ないくらいだ。と書いてある。
色々な輩に髭の垢でも煎じて飲ませたいくらいの心意気であるが、待機業務と言うものもまたあるので気にする事はあるまい。と申し上げたい。
何かあったときの伏兵である。動かずにターゲットを待ち続けるのも狙撃手の仕事である。と私は思う。
何事も一方だけが全面的に正しいという事はありえないし、何事にも良い面と悪い面が対になって存在している。
既存の組織に新しく入ってきた風が既存の物を裏返そうとするのではなく、ゴミのように見えるモノだけを吹き飛ばそうとはなぜ思えないのか。
しかし、その風が完全に正しいとは思えなくても、その吹き込んで来た新しい風のお陰で今まで見えなかった事が見えてくる事も当然ある。
組織とは個人が部品として構成される構造物である。しかし当然ながら人間が何かしらの部品とされるのは良くないとされているし、個人は個人の独立性を保障されてるという事になっている。
あるとき、個人は組織戦闘の一つの駒となり、またある時は組織の利益になる目的だけを与えられたミッションに単身で取り組む事もある。
どちらかしか出来ない戦闘員はやはりその程度のものではないかと思った。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP