ジャンプ依存症

観ると影響されてジャンプしたくなってしまうらしい「ジャンパー」を観た。観るものに息つく暇を与えず、画面に釘付けにしてしまうほどの面白さの「ジャンプ依存症」の青年の話であった。大義のためでなくひたすら自分の煩悩の為だけに特殊能力を使うというスケールの小ささにとても好感が持てた。
私は非力ながらも頑張るパラディン側をずっと応援していたのだが、予想通りジャンパーを狩る事は出来ずにとても残念であった。
観た後に何も残らない良質の麻薬のような映画であった。娯楽映画はこうでないといけない。
夕食後に行きたい店に行くも、ことごとく「本日ウェディングパーティーのために貸切」で「えーっもう結婚なんかすんなやープンプン」と思い、人間の身勝手さを自分を見る事で教えられた春分の日であった。

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