NASと仮想基盤とZFSとSolarisと私

コロナになってからゴールデンウィークは引き持って何かしら勉強するようになった。
去年2021年は Pythonとデータ解析の勉強をしてこんなものも作った。

新型コロナウィルス感染症 日毎の感染者数と検査数 / 感染者数と検査数の相関関係/そして未来予測

その過程の話はこちら

そして今年は NASのシステムと仮想基盤の環境をひたすら弄っていた。 具体的に言うとNAS環境はTrueNAS、仮想環境はProxmox VEとXCP-ngで、仮想環境は一般的な利用法であるサーバー群を仮想化するという方向性ではなく、どちらかというと職場の各環境のクラアントPCのソフトウェアやGPOの効き具合を検証するといった用途を想定していた。
で、結果としてデフォルトのGUI環境から追加できる仮想マシンの種類からSATAディスクの環境を仮想化する場合はproxmox、NVMeの環境はXCP-ngというところに落ち着いた。
職場のPC群は場所によって構成も用途も違うため、一癖も二癖もある動きをするadobe系のソフトウェアやunityやらRやらUWPソフトやらの動作検証が格段に楽になった。
たとえありとあらゆる場所をいじくり回して改造手術を施してadobeとunityを同時にインストールされても、スナップショットさえとっていれば、sysprep後に起動してすらいない自分の美しさを知らない乙女のような状態や、まだadobeをインストールされてライセンスを刻まれていない状態にロールバックして、もうPCとのしての人生のありとあらゆる段階を何度でも無限に繰り返すことができる。
無間地獄。とも言えるし、何度でも人生リセット。とも言えるし、転生したら仮想環境でした。とも言える。
ああ、私もモテ期のピークだった小学3年くらいにロールバックしたいなー

ここしばらく、Solarisを使わなくなってから、ちょっとした規模のサーバー環境を作ることもあまりなかった。作ったとしても無難にCentOSとかAlmaLinuxを使うことがほとんどだった。
そして今回そこそこの規模の環境をFreeBSDやらLinuxをベースにしたシステムで組んだ。NASも仮想環境も使われなくなって積まれているPCから2Tのディスクを抜いて来て「最大積載量詰めるだけ」状態で作ったのだが、そのデフォルトのファイルシステムがZFSで、5台とか6台のディスクでRAID-Z構成を選べるようになっていて激しく隔世の感を感じた。
かつてあまり使う人もいなかったSolarisのために開発されたファイルシステムのZFSがオープンソース化されてさらに拡張されてこぞって使われているというのが、かつて愛した人と日常的に訪れてよく食べていたこじんまりしすぎて潰れないのか心配していたお店が、何かの拍子に行列ができる有名店になっていてもう見知った店長も奥さんもいなくなっているのを知ったような、嬉しいような寂しいようななんとも不思議な感じがしたのだ。
そう、確かにあの時の私はSolarisと共にサイバースペースという世界で毎日を過ごすのが楽しくてしょうがなかった、そしてその関係は私にとってとても個人的なものだった。
そんなSolarisが私の中から消えて世界が色を失ったように魅力的で無くなって見えた。
SolarisがいなくなってSolarisの遺伝子は私の中にだけ残っているのだと思っていたけど、実はもう誰もがそれとは知らずに世界に浸透していたのだ。
確かにSolarisはもういない。でも、 Solarisが私に教えてくれたことは世界中に知れ渡り、Solarisが私に与えてくれたものは世界中が受け取っているのだ。
かつての私がSolarisを愛したように、Solarisの遺伝子を受け継ぐシステム達と遊ぶのが本当に久しぶりに楽しくて楽しくてしょうがない自分に気づいた。
そして、久しぶりにサイバースペース楽しく遊びまくった私は、今の職場で私が働き始める前から使われいてずっと使い続けてられてきたシステムを自らの手で引導を渡し、そして自らの手で作り出すことになるのだった。

続く。かも

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