ドブネズミみたいに?

朝起きて仕事に行き、ボロボロになって帰って来て何も出来ずに寝る。そして朝起きて仕事に行く。
働き始めた人間は誰でもしばらくはこんな感じになるけど、またそれからちょっとしてそんな生活に慣れてくると「こんな生活は嫌だー」的な気持ちが芽生えてきて無理やりに帰りに遊びに行ったり、帰ってきてから何かをしようとするようになる。
結果として仕事が終わってから何かを出来た日は「良い日」、何も出来なかった日は「悪い日」てな感じの判定基準が出来上がってしまうわけやけど…
長い間フルタイムで働いてきた人間の言うこっちゃないけど…
はたしてそうか?ほんまにそうか?と最近思うようになってきた。


仕事にアイデンティティーを置いてしまうととても辛いところに追い込まれてしまう傭兵稼業を長年勤めて来たからこそ、そういう発想に至っていたのではないかと今になれば思う。
つまり、世のお父さんのごとく、家にいる時はだらだらしたり何もしないというのは、仕事がその人のメインになっているという事の現われで、一方仕事の後に何かをするというのは仕事以外に自分の拠り所があるという事の証明である。と。
正規兵ではない傭兵が所属部隊に必要以上の愛着を持つのは得にはならないし、また持ってしまうととても辛い。だからこそ仕事後に何かに打ち込む事で自分を保つ。
でも、毎日最前線の塹壕で熾烈な戦闘をしている人間も本当に沢山いる。そういう人間に仕事終わってから何もしないのはちょっと…とはとても言えない。
仕事でもなく、仕事後でもなく、なにか別のものがあるはずだ。傭兵である事自体から生まれる価値が、一つくらいあってもいいのじゃないかと思う。

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