押入り漬物店員 / バイオレンスな夢

久しぶりにストーリと脈絡のある夢を見た。
奥の部屋に入ると、怪しい男がいた。
男はこっちを見ると「漬物屋です!電話借ります!」といって電話をどこかにかけている。
いかにも怪しく、空き巣だと確信したので、窓を開けて「警察呼んでください!!泥棒です!!」と叫んだ。
それを聞いた男は受話器を置いて振り向き、憤怒の形相で「漬物屋やって言ってるやろ!!」と叫び、左手で胸倉をつかもうと手を伸ばしてきた。
とっさに左手で相手の左手首をつかみ、体を開きつつ右手の脇で相手の肘を極め、床に倒しつつ脇固め。完璧に極まった。動画で見ると大体こんな感じ。
男は動けないながらもやたらと叫ぶので「黙らんと折るよ、警察が来るまでじっとしてろ」と言ってみる。
男は苦しみながらも「漬物屋や言ってるやろ!折れるもんなら折ってみろ!!漬物屋やって!漬物屋!!」と言って一向に黙らないので、腕はちょっとあれやし指にしとくか、と相手の中指をつかんで思いっきり捻って逆に曲げてみる。
バキバキ言うた上に男の痛がりっぷりが凄いのでどうやら折れたっぽい。
男は滅茶苦茶に叫びだして「痛い!!おとなしくするから離してくれ!」と懇願するので、「絶対抵抗しない?」と聞き、男が逃げたり抵抗したりしないと約束したので腕を離す。
男は立ち上がって折れた指を痛がっていたけど、やおら右手で胸ポケットから何かを出した。どうやら飛び出しナイフっぽい。


男は下に向けて刃を出してこちらに向けて勝ち誇っように笑う。
それを見て私も一緒に笑う。「わはははナイフてはははははは」
男が「何笑ってるねん!」と言ったところで、私は笑い止んでジャケットの下から小型拳銃をを取り出して男に向ける。もちろんP230
男は驚いてナイフを捨てて両手を上げたけど、気にせずスライドを引いて初弾を薬室に装填、男の右足の甲を撃つ。
足の甲から血しぶきが上がり、男はたまらず倒れて足を押さえて叫んでいる。もう床が血らだけ。おびえた顔でこちらを見る男に銃を向けると男は必死で命乞いをしながら後ろに後ずさる。
銃を突きつけながら壁まで追い詰めて額にサイティング、指をトリガーにかける。
ゆっくりとトリガー引いてハンマーが落ちる瞬間右に20センチずらす、弾は男の顔のすぐ横の壁にめり込み、穴からパラパラと粉が落ちている。
「びっくりした??」
男ががくがく震えながら頷いたのを確認して、ハンマーをデコッキングして銃を下ろしたところに制服警官登場、あっけにとられてポカーンとしている。
「何これ??血??泥棒??被害者??」
私は「強盗がナイフを出したので、壁に向けて一発威嚇射撃してナイフを捨てるように言いました。それでも男はナイフを捨てずに向かってきたのでやむなく足を撃ちました。」と言って男を警察に引き渡す。
警察の取調べの結果、男は本当に漬物店の店員だったらしく、店の金を使い込んで逃亡中、ここに空き巣に入ったらしい。電話の相手は年老いた父親だったようだ。
銃を所持していた私は何故かお咎めなし。
しかしこの夢は妙にリアルだった、指折ったときの感触、ガチャっというスライドの閉鎖音、撃った時のリコイル、足を貫通した時の血しぶき…
昔から私は何かを追いかけることはあっても、追いかけられたり何かから逃げる夢を見たことがない。しかも何故か夢の中では妙に強くてバイオレンスなのであった。



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