先日「鳩サブレー」を頂いた。
今まで「鳩サブレ」と言えば、動物クッキーくらいの一口サイズのものをイメージしていたのだが…
これは「すごく…大きいです…」だった。手のひらよりちょっと小さいだけで、その意外な巨大さに驚いた。
この鳩サブレーは特別に大きい仕様のものなのかと思ってたずねてみたのだが、どうもこれが標準のサイズらしい。
それに今まで名前も「鳩サブレー」でなく「鳩サブレ」だと思い込んでいたが、実際は「鳩サブレー」と語尾に長音が加わっている。
今まで「鳩サブレー」はどこかで食べたことがあるような気がしていたが、実際の大きさも正確な名前も知らなかったと言うことは、これがおそらく初めて食べた「鳩サブレー」であろう。

しかし、これだけ大きいとクッキーを「ぱくっ」と食べるというよりは、ちょっとした小動物を丸ごと食べるような気分になる。
鳩サブレーを袋から出したら直ぐに逃げ出さないうちに（逃げないけど）首と頭あたりを喰いちぎって、動かなくなったら(もともと動かないけど)お腹のほうからモグモグと(どこも同じ味やけど)肉食動物のように(自称雑食系男子やけど)鳩サブレーに襲い掛かるのであった。

獲物を横取りしようとする動物がいないか(そんな人いないけど)周りをキョロキョロしながら、百獣の王気分で（むしろハイエナやけど）鳩サブレーを咀嚼し、
この「鳩サブレー」と同じように知っているつもりでも実際に目にすると全然違うものはまだまだ沢山あるのだろうなぁ。と世界の広さを想うのであった。