余りにも世紀末的なようで実は新世紀的でもある

それほど日差しがきつくなくなった、太陽がかなり傾いたもう直ぐ夕方という時間、二人で屋外のプールで泳ぎながら真っ青な空を見上げていたら、空の一方から黒い雲のようなものがこちらに向かって広がってくるのに気付いた。
不思議に思ってしばらくそれを眺めていると、その黒い雲のように見えたのは実は鳥の群れであるらしいことが分かる。
その鳥の群れはやがて空一面を多い尽くすほどになり、あたりは夜のように暗くなってしまった。
明らかな異様な雰囲気と予感を感じて、もう一人を抱きかかえるようにしてプールの中に潜る。
きつく目を閉じてプールの中に潜り、腕の中でもがいて水面に上がろうとするもう一人を無理やり水中に引き止めていると、プールの水と閉じたまぶたを突き抜けて、強烈な明るい光が目に伝わって来た。
どこかで、プールの外で、閉じたまぶたを突き抜けるほどの光量を放つ爆発が起こったのだ。


インドがアメリカの海岸沿いの港に核弾頭を積んだ巡航ミサイルを一発打ち込み、それに対してアメリカ、フランスとイギリスによる核兵器を使った徹底的な報復攻撃が行われた。
プールの中で感じた光はその報復攻撃によるものだった。
特にアメリカは保有核の約半数をこの報復攻撃で使用した。
インドがなぜアメリカに核攻撃を仕掛けたのかという原因が不明なまま、過剰としか言えない報復攻撃によって、インドという国そのものがその膨大な人口もろとも消滅したのだ。
という夢を見た。
余りにも世紀末的な2012年の初夢でした。
いや、現象自体は世紀末的やけど、「インド」ってあたりはとても新世紀的ですな。
なぜインドがアメリカに核を使ったのか?
インドがアメリカを攻撃する意味は全く無いけど、
アメリカ、フランス、イギリスにとってインドが消滅して欲しい理由はいくらでもあるような気がする…
まぁ夢の中の出来事を現実的に起こった事として考えるのは無意味やし止めとこう。
皆様にとって2012年がよい年になるといいですね。

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