魚四日目

本日の夕飯も魚。ええ加減飽きるかと思えばそうでもない。
まぁ読んでる方はうんざりするだろうが。
最後の魚はヒラメとカワハギの煮付け。
繊細で上品でエレガントな肉質とムチムチでプリプリの派手な肉質、身近にもいそうな真逆のタイプが同じ鍋でぐつぐつと煮られる。
同じ鍋で煮られたからにはお互い足を引っ張り合うような状態になるかと思ったけど、両者を交互に食べれば、お互いがお互いの良さを教えてくれる感じで中々良い。


この日、マイナス浮力に引かれて沈んでいった気分は最下層まで落ちたようだ。
一番底まで降りてしまえば上に上がる事自体はそんなに難しくない。
海底を蹴れば幾分楽に水面に到達できるけど、当然海底は荒れるし、水面より上に上れるわけでもない。
気分は元に戻ったとしても、圧力の変化の余韻は残っている。
もういい加減にしてくれと思う。
とにかく、海底を蹴って明るい海面を目指す。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP