11月
2006年11月1日
AとBが同時に真であることが無い場合、Aが正しければBは偽となるし、Aが間違っていればBが真となる。
しかしながらどう考えてもAもBも正しい、又はAもBも間違っているとしか思えない場合の方が多く、人間って難しい。
いつの間にか11月でびっくりした。一年前の事なんか太古の昔のように思える割には時間が流れるのが早く感じたりもする。
この時間感覚の狂いは何かが混乱し、何かが歪んでいる所以だろう。
今更それを確かめる間もなく自明であるといえばそうなるのか。
結局…と言いたくなるが言いたくは無いので止めておく。
自分を物指しにして周りを測ってみると周りが歪んでいるような気がするし、周りの物指しで自分を測ってみると自分が歪んでいるような気がする。
実際のところまっすぐな物指しなんかそれほど無いと言う事なのだろう。
一番いいのは、何も測らない。と言うことなのだろうけど、ご飯を炊く時の水の量から、足のサイズまで、生きると言うことはすべからく測ると言うことに深く結びついている。
測って出た結果を信用しすぎないようにするくらいしか、我々にできることは無いような気がする。