日記/雑記/妄談

マンモンVSスピノザ 日記/雑記/妄談

マンモンVSスピノザ

以前35歳オーバーの男三人で欲望について語り合うという中々間抜けな状況を体験したのだが、一人は宗教的立場で、一人は哲学的視座でそれに対峙しているのに対して、私は欲望に真正面から生身のまま向かい合っている事に気づいた。 戦うにしろ、仲良くするにしろ、影響力から脱するにしろ、素手のままで向かい合うには余りに手強い相手であった事に今更ながら気づいた。 そしてこの日、再び35歳オーバーの男二人で欲望につい[…]
結婚式 日記/雑記/妄談

結婚式

友人の結婚式に昼前から繰り出し、新郎でもある友人の「全く変わっていないのに全く変わっている」という不思議な大技を目の当たりにしてかなり驚く。 その他にも、「どうやったらそんな事が出来るのだ!!」と驚くしかない事が次々と起こっている様を目撃してただただ驚くばかりである。それでも良く考えれば私達だって自分以外の人間から見れば「全く変わっていないのに全く変わっている」であろう。久しぶりに会ったはずなのに[…]
The Lord of the Ring 日記/雑記/妄談

The Lord of the Ring

日曜日。世界に不幸など一つも無いと言わんばかりの良い天気。 昨日の夜の気がかりなメールに返信した後、黄色ピスト君に乗って遊びに繰り出す。 遊びついでになつかしの病院に寄り、入院人の様子を見に行きしばし語らう。 特に何も突発的な懸念事項が起こったわけではなく一安心する。 しかしながら、持参した謎の小袋ベビースターとかっぱえびせんを我慢できずに一袋づつ家で食べてしまった事を激しく非難されるも、宗教的基[…]
饗宴と比喩とホットドッグとプリン 日記/雑記/妄談

饗宴と比喩とホットドッグとプリン

仕事後に申し合わせて病人の見舞いに行ったものの、気づけば面会室でプチ宴会が開催されていた。 何なんだこのノリは?何なんだこのファミリーは?何なんだこのカナンの地は? 「隙があったら饗宴」もっとカッコよく言うと、「隙があったらシュンポシオン」もしくは「数人寄ればシュンポシオン」である。もちろん良い意味の比喩的な意味で。 ホットドッグご馳走様。プリンご馳走様。こちらは直接的な意味で。 しかしながら私は[…]
それでも、「はじめにことばがあった。」 日記/雑記/妄談

それでも、「はじめにことばがあった。」

この年になると言語化できる物事は実はそれほどたいした事じゃなくって、非言語的なレベルの智や感覚の認識こそが大事なんだと言う事がわかってくる。 それは大事ではあるけど、非言語的なモノであるがゆえに言葉して他には伝える事が出来ず、個人的な認識のレベルに留まる。更には非言語的であるがゆえに自らの中にすら何らかの概念として定位して留めておく事も難しい。 『カラマーゾフの兄弟』を50回は読んだと言う御仁が「[…]
carpe diem 日記/雑記/妄談

carpe diem

「死を思え」「死を忘れるな」と言う意味の「Memento mori」と言う言葉は、当初の古代ローマ時代では「carpe diem」(今を楽しめ)の方向性を持った趣旨の言葉だったらしい。いずれ死ぬから、今を存分に楽しんでおこうというわけである。 しかしながら、その「Memento mori」はキリスト教世界の価値観に触れて、大体今使われるような「世の中は全て空しい」を含意するようになったそうである。[…]
片隅でオムレツ朝風呂ヘチマチャンプル 日記/雑記/妄談

片隅でオムレツ朝風呂ヘチマチャンプル

昨日は早くに寝てしまったので、目が覚めたのも早かった。風呂に入らないまま寝てしまっていたので起きてすぐに風呂に入る。 休日の朝日に満ちた風呂に浸かると、このまま世界が終わればどれだけ幸せだろうといつも思っていた。 私にとって朝の光の中で湯船に浸かるのはそれほどの至福の瞬間なのである。 多幸感に包まれ、余りに現実から乖離した感覚のまま自転車に乗って出勤する。しかしながら余りの多幸感に現実離れすればす[…]
戦場に架ける橋 日記/雑記/妄談

戦場に架ける橋

この日をもってクラッシュしたシステムの機能はほぼ完全復旧した。土日もちゃんと動いていてくれることを願って自転車に乗って仕事場を後にする。 ツバス3匹、秋刀魚3匹、豆腐、ゴーヤー、合挽きミンチ、卵を買い求め、気分良く宴会に繰り出す。 六匹の魚を持参したmy包丁で全て刺身にする。これだけの量のを捌いたのは久し振りだ。秋刀魚は当然ながら、小さいながらもツバスまで良い感じに油が乗っていた。 他人の善意を前[…]
見えない理由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくる 日記/雑記/妄談

見えない理由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくる

この日もグリグリと遅くまで働く。前線で一人撃ちまくる私に回り込む敵をことごとく粉砕してくれている同僚の援護射撃に気づいた。 一人で戦えるのも援護射撃があってこそである。ありがたやありがたや。ということで思う存分撃ちまくり、自転車にいたずらを仕掛ける輩は地獄の火の中に投げ込む者たちである。と某マタヨシの台詞をもじった言葉を頭に木霊させながら家路についた。 次の日は宴会と言うことで刺身を作る事になった[…]
振り出しに戻ってどですかでん 日記/雑記/妄談

振り出しに戻ってどですかでん

前日遅くまで働いて疲れ切って帰り、ぐったりしつつも夜中の一時くらいから『グイン・サーガ』の116巻をおもむろに読み始め、読破する頃には朝方になっていた。一体私は何やってんだ… そういうわけでこの日は寝不足。寝不足であったけど、コンピューターを相手に大阪のおばちゃんか琵琶法師が喋り続けるがごとくにぐりぐりとコードを書きまくる。主催者側として参加したプレゼン会場ですらコードを書き続けるくらいの勢いであ[…]
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