いつもより人が多い御手洗祭りでニュルンベルク

今年も下鴨神社の御手洗祭りに行ってきたのだが、今までに無いくらいの人出に驚いた。
いつも買っている御手洗団子売りの列に並ぶ気も起きないくらいの人の多さであった。
「足つけ神事」では御手洗川の水を引き込んだ「御手洗池」に膝まで浸かって火のついた蝋燭を池の向こうまで運ぶのだが、
今年は余りに人が多すぎたせいかの御手洗川が微妙に臭かったような気がする…
並ぶ人も一杯
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蝋燭を供える人も一杯
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祇園祭に比べて御手洗祭りの浴衣率は低いように思えるが、私は御手洗祭りには浴衣を着てゆくことにしている。
例年よりはるかに多い人混みの参道を浴衣を着て粋に腕組みして涼しい顔で歩いていたら、
通りすがりの子供が持っていた、夜店で売っている割り箸に差した胡瓜を袖口に突っ込まれた。
「よく冷やしたキュウリを浴衣の袖から突っ込まれて二の腕に押し付けられる」って経験はなかなか出来るものではない。
生まれて初めての二の腕あたり感じるニュルンベルクっとした胡瓜の感触に最初は何が起きたのか分からなかったのだが、
それが夜店で売っている胡瓜だと判明して、まぁマスタードとケチャップまみれのフランクフルトじゃなくて良かったと思った土用の夜であった。

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